MINIの英国車・旧車に関するカスタム事例|車のカスタム情報はCARTUNE
MINIの英国車・旧車に関するカスタム事例

MINIの英国車・旧車に関するカスタム事例

2019年08月17日 16時07分

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PTC558Gオースチン MINI

これまでもこれからも、自分の愛車は、燃費が悪く、壊れることもあり、人も物もあまり運べず、税金は重課され、手放す時には二束三文?。でも愛着があればそんなことは気にしません。我が愛車は移動手段てだけじゃないんです。手入れを行き届かせるべき愛用の道具だったり一張羅でもあるんです。時にはペット、時には伴侶、手を掛ければ応えてくれて、まるで鑑のように自分の行いがきっちり還ってくるのです。そんな私も身体のあちこち壊れはじめたクラシック。今日も私と愛車、頑張れ頑張れ、東へ西へ

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装置済みのパーツをこの度一挙公開。それでも全ては紹介しきれません。旧車独特の偏重した内容ですが、どうぞお付き合いください。

「純正ワンプレスホイールキャップ 21A462」
最初期のホイールキャップ(21A156)から変更され、1961-1975 の期間に採用されたもの。最初期のものとの区別のため、エアバルブを逃す半月状の穴の形状から英国では「フロッグ・マウス(蛙の口)」と呼ばれているらしい。大きさはほぼホイール全体を覆うもので、やや小径の初期型キャップはうっすらと見える白色のホイールがホワイトリボンのようにも見えるが、後期型はほとんどホイールは見えないのはちょっと残念。購入時はこの半分ほどの大きさの真ん中だけのキャップでしたが、当時のカタログ表紙の車両を意識して速攻でこれに交換しました。

「HARADA R-2S Roof Antenna」
日本では「いすゞ ベレットGT」に採用されていたルーフアンテナです。英国ではコーチビルダーであるRadfordとWood&Picketの仕上げたミニが採用していました。知る人ぞ知る、時代を感じさせるアイテム。残念ながらカーステレオは非装着なので機能はしておりません。

「ウッドトリム」
この車の最大の特徴、木製の装飾枠。材質はホワイト・アッシュ(日本ではタモが近い)。「ウッドフレーム」と呼ばれることもありますが、ミニに関しては構造枠ではありません。先代の「モーリス・マイナー・トラベラー」(こちらは真に構造枠でした)から引き継いだデザインです。
輸出モデルには木枠非装着な「オールスチール」もありましたが、やはり先代の名を継いだ「モーリス・ミニ・トラベラー」とその兄弟車である「オースチン・ミニ・カントリーマン」には木枠があって欲しいところ。
私は22年の所有期間でこの木枠で3本目でありながら、新品木枠(パーツとして今でも入手可能)を扱うのはこれが初めて。防水処理はバッチリ施してあるのでしばらくは大丈夫なハズ。

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【ダッシュ周り】

「Rokee社 ウッドパネル」
MK-IIにはダッシュにエアベントはないので、同タイプのウッドパネルを導入しようとした時、MK-IIIモデル以降対応のためのエアベント用の穴が両脇に空いていないタイプを頑張って探しました。装着したことでオリジナルのミニらしいシンプルさは削がれましたが、スマホのホルダーを隠したり収納スッキリで旧車の雰囲気を壊しません。

「SMITHS社 メーター各種」
元々あった純正の水温計と油圧計をデュアルメーターにすることで1つに統合。空いたところにφ52のタコメーターを追加しました。電流計と電圧計は「SMITHS社 メーターパネル」でダッシュ下に追加、とSMITHSで統一してあります。旧車の不安解消に計器類は必要です。

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【フロント周り】

「Austin Mini Mk-II 用 ボンネットバッジ&フロントグリル」
カスタムでなく本来あるべき姿に戻しただけなのですが、過去に換装していた「Morris」タイプとの比較です。モーリスのフロントグリルはMk-II時代のみの採用品でしたが、このオースチンのはのちのMK-IIIにも引き継がれました。モーリスが簡素なプレスされたスチールにクロムメッキされたものだったのに対し、こちらはブラックペイントされたスチールのフレームにアルミのバーをリベットで留めてあります。ミニには至極オーソドックスなグリルなので今でも簡単にリプロ品が手に入りますが、気をつけるべきは非常によく似たデザインでボンネットオープナー用の穴が無い高年式用のものがあります。

「TEX社 フェンダーミラー」→「DESMO社 フェンダーミラー」に交換。
TEX はステム(ストレートショート、ストレートロング、カーブ)とミラー(ラウンド、オーバル、スクエア)の組み合わせが自由なのが特徴。ウチのは「カーブステム+オーバルミラー」にしていました。当時のカタログを意識した選択でしたが、現在は視認性向上のためにDESMOにしてあります。

「AAバッジ」
日本ではJAFに相当する英国の「Automobile Association」通称「AA」のフロントグリルバッジ。ミニのドレスアップアイテムでは定番品。取付ボルトの頭は当時物のマイナス。入手経路は珍しく骨董市で見つけたものです。

「英国ライセンスプレート」
リアと同じもの。日本のナンバープレートにほとんど隠れてしまいます。

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【リア周り】

元々はリアドア下の英国ライセンスプレートに重ねるようにあった日本のナンバープレートを右ドアに移設させたことを筆頭に試行錯誤した結果です。

「GBプレート」
フロントグリルバッジと合わせてこれも「Automobile Association」通称「AA」の「Great Britain」を示す国籍プレート。アルミ製。ナンバーを移設して密度の上がった右ドアとのバランス取りとして左ドアに装着。

「WIPAC社 シリーズ172 リバーシングランプ」
サイズが後述のライセンスプレートランプとほぼ同じなので、照らす必要の無くなった英国ライセンスプレートの両脇の場所に差し替えて装着。それまであった吊り下げ式の1個から左右2個になったことで光量2倍です。

「Innocenti Mini t 専用バンパー」
本国イギリスのロングホイールモデルでは左右に分かれていたリアバンパーでしたが、イタリアのイノチェンティ社でノックダウン生産されていた「Mini t」はワンピースタイプバンパーでした。リアドア下のプレートの視認性は無視しても構わなくなったので、ちょっとした遊び感覚でこれを採用。

「英国ライセンスプレート」
購入時に元からあった文字列をプラスチック製からアルミ製で再現。接頭の「PT」は北西イングランド ランカシャー州の州都プレストン、末尾「G」は1968/8-1969/7 に登録されたことを表しています。ウチのカントリーマンの履歴書のようなもの。フロントと同じもの。日本式のナンバープレートが移設したことにより全体が見えるようになりました。

「WASO ガスキャップ」
オリジナルはキャップに鍵がないので安心のため鍵付きのものに交換するのが定番です。ミニはキャップひとつ取ってもいろんなタイプから選べるのが楽しい。これは五角形で鍵穴には蓋がついています。

「Lucas社 ライセンスプレートランプ」
ミニに限らず同年代の幅広い車種に採用された汎用品。ナンバーを照らさないと車検には通らないので絶対に必要なもので、同じものが英国ライセンスプレートの両脇にあり、移設前の国内ナンバーも照らしていました。ナンバーとナンバー灯の取付場所をリアドアに変更するため本来無かった穴(取付用、配線用)を自分で空けるというのはちょっと勇気が要りました。

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【内装】

「Newton Commercial社 ミニ・エステートモデル用内装一式」
20年以上を経て相当くたびれていた内装のシートや内張り、フロアカーペットに至るまで全てをセルフで張り替えました。リプロ品が手に入り易いとは言っても残念ながら当時の純正色の全てが揃っているわけではありません。
そこでレストア時、ラインナップの中から選んだのは、パッと見「コノリーレザー」に見えなくもないビスケット色の内装一式。じつは内装色を決めてからそれに似合うボディカラー(マルーン)を選定してオールペイントしました。イメージしたのは同年代のロールスロイス・シルバークラウドです。

「Britax社 3点式オートマチックシートベルト」
当時の純正オプションで、バックルに「BMC」のマーク入り。運転席のみのシートベルト(2点式可)でも認められた時代のものでありながら現代の安全基準を満たすもので、ボディレストアと同時に自動巻上げでなかったカンゴール社のシートベルトに代わって新調したものです。ユニットはデッドスペースである後部座席サイドポケット下に隠すように固定してあります。

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【ドア周辺】

「SW社 Mini-Vent」
スライド窓のミニ専用のアフターパーツ。ドアに外側から挟み込んで装着。角度は自由に動かせるので、三角窓のように走行風を車内に取り込んだり、雨避けのバイザー代わりにも。エアコン非搭載車にはマストアイテム。

「Stadium社 スーパーオーバーテイカーミラー」
追加ミラーは数あれど、ボディ側のAピラーに留めるタイプが一般的。特にスタジアム社のは有名でリプロ品もあるほど。これは珍しくドア側に留めるタイプ。穴開け不要でクランプしてある。前述のミニベントとの共存を考えるとAピラーには出っ張りを避けたいがための選択。荷物満載でルームミラーが役に立たない時の後方確認用。

「MARCHAL社 Ref No.10」
元々はパーキングライトでレンズは前側が白色、後側が赤色になっており、バルブはルームライトなどに使われる枕型の T10×37mm です。
夜間の駐車時にパーキングライト点灯が必要とされていた60年代から70年代に、英国のコーチビルダーであった RadfordとWood&Picketがミニのカスタマイズを始めたとき、このパーキングライトを追加していました。
これを年式による保安基準のためサイドマーカー(側方方向指示器)に転用し、中のバルブを高輝度のオレンジ発光LEDにしてウインカー配線に並列に接続し点滅するようにしました。結果的にBピラーに方向指示器があるのは珍しいかたちになりました。

車種の特徴的に「走り」への傾倒はあまり望めないので、時代を感じさせる「雰囲気」重視で愉しんでいます。ミニは生産終了までの期間が長く、当時のものから比較的新しいものまでアフターパーツも豊富なので、気になるアイテムにはキリがありません。手元にストックしてあって未装着だったり、入手すら困難で出会いを待っているパーツもあります。
密かに目論んでいる目標はおぼろげながら考えていますが、そこに到達するのはまだまだ先、それも一歩一歩のことなので、我ながら今後の変化が楽しみです。

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今年は桜とコラボ🌸できなかった💦来年は少し時間に余裕があればなぁ

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3/2はミニの日(*´罒`*)

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2024/03/02 16:41
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普段強力なボディカバーをかけて屋根下に置いているのでほとんど洗車無用だったけど、昨日ピカピカのお友達の車を見て、メッキ磨きに精を出し、初めてのワックスをし...

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私のコックピット(*'ω'*)

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ジャパンミニデイよかった😊帰りに色んなオーナーさんと手を振り合って楽しかった☺️👋

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明治7年建築の尋常小学校と📸

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一拭き❗️

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我が家のかっこいい1台と可愛い3匹(*´罒`*)

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2023/08/08 00:06
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まだ付けてないけどカントリーマンのマフラーカッター。手みたいだけど、シェル型なんですよー。

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2023/07/25 21:38

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