A5 スポーツバックのECU・コンピューターチューニング・Audi・revoに関するカスタム事例
2019年03月31日 11時47分
Audiとスキーを愛する親爺です。 2016年に東京で単身赴任していた時に会社のスキー部に入部し、2018/3に1級をとりました。 アウディクワトロは、私のスキー超特急です。 2018年まで乗っていたA3クワトロの改造にはまり、できるところは自分でいじってあそんでいます。A5は、2019/3にECUチューニングをして、今、絶好調です。
REVO ステージ1 効果について(加速、燃費良し)
2019年3月15日にREVOステージ1を注入しました。
スマホアプリ「Torque Pro」で収集したOBD(ECU)情報から、おおよその効果を公開します。
結論: 0-100km 約1秒短縮
7.8秒 → 6.6秒
(Sモード、停止から普通にアクセルベタ踏み発進) 約1秒短縮
1.背景
昨年3月まで使っていた2009年式A3クワトロ(8P 2.0CCZ)にGIACを注入(2012/12)して250HP(200+50HP)/395Nm(280+115Nm)で加速重視のカーライフを満喫していました。
2018/3に現車となった2015年式A5SBクワトロ(B8.5)は、大きさと重量増でラグジュアリーカーとしては、十分な性能(211HP/350Nm)でありますが、やはりここ一発の加速の物足りなさがありました。
2019/3のウォータポンプリコール交換、ECUソフト変更作業が終わった機会でREVOを注入してパワーアップを行いました。
2.事前のチューニング内容(施工は全て自前のDIY)
下記のチューニングをA3時代の経験で自前で施工。
吸気、点火系のイジリにより、全体のトルクアップは感じられていました。
ただし、アクセル踏むと燃費は悪化しやすかった。(燃費:12km/L後半~9km/L後半 )
(1)点火系 岡田プロジェクト点火コイル、点火プラグNGKタフ(熱価UP)
加速良くなりました。
(2)吸気系 ブリッツ吸気フィルタ(アルミカバー外す)、遮熱ボックスは自作(DIY)
ECS TUNING シリコンインテークパイプ(4か所+ターボデリートマフラー)
パイプ遮熱テープ施工(DIY)
(3)排気系 マフラーアース 4ヵ所
排気抜け良くなります。
(4)その他 CPM メンバーリプレースメント(車体剛性強化)
(5)タイヤ スキーシーズン中につき、225/45/18 ピレリスタッドレス装着
硬めで、静なタイヤですが、滑りやすい。高速道路移動がメインなら良いタイヤ
3.チューニング内容(ショップでチューニング)
(1)REVO TECHNIK ECUチューニング A5用ステージ1をOBDIIよりインストール
EA888ジェネレーション2エンジン 211HP/350Nm → 290HP/472Nm
(2)GFB 強化ディバータバルブ交換(交換部品は持ち込み)
(3)Sトロニック(DCTミッション)オイル交換(モティーズM351)
4.効果
効果は、スマホアプリ「Torque Pro」で収集した情報から推測しています。
また、過去のA3のODB情報とも比較しています。
(1)中間加速
特に改善したかった、80-100km(3速)や、高速道路の追い越し加速は改善されました。
60-80km: 1.8 → 1.2 秒 (2速)
80-100km: 2.5 → 1.8 秒 (3速)
ブースト: 1.3 → 1.6 (ピーク時のオーバーシュート) 吸気取り出しメータ使用
(2)0-100km加速
チューニングしたA3の加速とほぼ同じ加速となりました。
Sモード、停止から普通にアクセルベタ踏み発進では、6.6秒(1秒弱短縮)同様にA3を参考にすると予想では、 ローチンスタート5.5秒かな。
(重いA5でクラッチを痛めつけるのはできないので計測はしません)
A5の7速DCTのシフトチェンジは、A3より早くてつながりが良いと思います。
このシフトチェンジの良さが加速にも効いていると思われます。
(3)燃費
高速巡行で約1km/Lアップしたようです。
高速巡行X30kmでのスキー場往復では、13km/Lを記録しました、結構追い越し加速で飛ばしましたが燃費は少し良くなっています。
(4)パワー(計算上)
加速から計算し推測した馬力/トルクは、約 300HP/470Nm 程度で、REVO公式数値には達しているようです。
YouTubeでは、312HPを記録した馬力測定動画もありますね。
5.体感
A3(ECUチューニング済)の80km以上の加速は、車体が200kgも軽いこともあり、「ウォー」「キターーーーーー」というような加速が味わえましたが、A5(ECSチューニング済)は、同じ性能となっていますが、物足りない感じです。
A5は、低い車体で幅もあり、車重が重いので安定して早いからA3とは異なる感じを受けていると思います。
振り返ってA3の加速を考えると、車体が浮くような感じの軽さで加速していましたので、単に車体が不安定であることが、「ウォー」の加速感につながっているのかもしれません。
6.感想
もともと、Audi,VWのチューニング効果が高いことを知って中高車のチューニングで楽しむ道楽にハマっていたので、大変満足です。
足回り、ブレーキに関しては、A5のノーマルで十分だと思います。
2,3速を多用する峠の走りをしなければ、特に問題はないと思います。
5速以上で飛ばす、山間の道は、A5SBの前後軸重バランスとクイックなステアリングで楽しめていました。それに加えて、中間加速がパワーアップしたA5は更に気持ちいい車になりました。
7.その他(もやもやです)
ECUの学習について。
REVOインストール後に、やはり色んな走り方をする必要があると感じました。
Sモードやマニュアルモードで引っ張たりして学習のパターンを入力すると良いような気がします。
特に、0-100km加速をした後は、回転数が1000~1200rmpからの加速に変化が現れました。
5速での1000~1200rmpからの加速が滑らかでトルクもやや上昇した感じがします。
By Auジィ