アクティバンの光軸調整・修理・3Dプリンタに関するカスタム事例
2023年02月15日 09時57分
1985年式フェアレディZ(PGZ31)前期型にとアクティバンHH3乗っています。 超絶ドノーマル(?)。 北米輸出向けヘッドライトとヨーロッパ輸出向けウインカーを装着中。 1986年式300ZXを車検に向けて修理中。
アクティの光軸調整ネジを修理していきます。
これHH3やHH4のアクティやストリート乗ってる人は数回壊れたことがあるんじゃないかと思います。
光軸で落とされてしまうと表側から調整出来なくて割と詰むと思います。
一度ヘッドライトASSYを取り外しすると光軸ずれるんですよ。
バラしてギア部分を外すとこんな感じで、ローレット部分にギアが来るはずなのに押し込まれていますね。
写真では見えませんが割れているので元の位置に戻したとしてもまともに回るとは思えないので撤去します。
まあこういう形状の部品です。上から蓋が被せてありますけどね。
ちなみにこの部品は新品が出るっぽく、1つ2500円程だったと記憶してます。4つで1万円なので安くで買ってきたアクティにそんな高級部品は付けられません。
なので3Dプリンタで対策部品を作っていきます。
ネジを通したら肉が薄くて割れるのは明白ですので穴は開けません。マイナスドライバ用の溝を掘って、純正のネジ部分を一体化させたような形状にしてしまいます。
そして入れた感じがこんな感じ。
特に問題なく一発で入りました。
適当にグリスを突っ込んでおきます。
さすがにノーグリスだと回りが渋いです。
ちなみにヘッドライト側のの光軸調整ネジはこんな感じです。ここを回せば調整出来るのですが表側からアクセス出来ないために調整困難になってしまうわけですね。
そして取り付けたのがこんな感じ。
マイナスドライバーでピッタリサイズに設計しています。一応、ベッセルNo.930がピッタリですが、他メーカーのでも大丈夫でした(モノタロウの激安マイナスドライバもピッタリ)
純正歯車が割れると怖いので予備として3Dプリンタ製の歯車を作っておきました。結構回すの硬いのでね…壊れそう…
まあさらに対策は出来ないこともないのでさらに工夫してみてうまく行けば記事にしようと思います。壊れなければ交換する必要も無いんだけどな…