まことさんが投稿したエンジン分解・オイル交換の大切さ!・コロナ自粛・DIY・黙々と作業してます(笑)に関するカスタム事例
2020年04月09日 21時37分
いすゞ ベレット6台、RX-8 typeRS、IS 300h、エッセ計9台の車を所有してます。 29才の若造ですが…生涯、ベレットに乗り続けるために各種整備に始まり、電気回路、内装リペアの為の縫製etc...修行の日々が続いています🙇 RX-8は販売中です。 開業する意思はありませんが…チマチマ道具を取り揃えております。
CTの皆様、こんばんは!
コロナ流行の煽りで岐阜県でも街中を行き交う人はまばらとなっています😣
特別、出掛けることも叶わないので仕事を定時で切り上げて軽自動車のエンジンをバラして遊んでみました(笑)
ドナーのエンジンは…ダイハツ ムーヴのKF型のエンジン(三気筒)です!
お世話になってるショップがオークションにて購入したムーヴでしたが…1000km走行毎にエンジンオイルを1Lも消費してしまう問題を抱えており、降ろしたエンジンになります。
※走行距離は7,8万kmです!
このままスクラップにだすのも勿体ないので…原因究明していきます!
まず一枚目…エンジンのカムカバーを外した状態なのですが、この時点で前オーナーのオイルメンテナンスが良くなかったことは一目瞭然です😅
2枚目…エンジンのオイルパンを外して腰下を覗いています!
やはり…スラッジとヘドロがこびれていています!
経験上…安いエンジンオイルを5,000km交換したり、メーカーの取説通りに10,000km~20,000kmスパンでオイル交換している車は軒並みヘドロまみれになってます😣
3枚目…タイミングチェーンとカムを外してヘッドを降ろしました!
ダイハツのエンジンはヘッドボルトに六角穴付きボルトを使用してますが…例のヘドロが穴を塞いでおり、ドライバーでほじくる作業が必要でした😅
4枚目…エンジンヘッドからバルブスプリングを外して、ステムシールの状態を確認しました!
本来で有れば弾力性があり、手の力で軽くバルブが動かなければなりませんが…ゴムが硬化しておりスムーズな運動が出来ない状態となっていました!
外したバルブです!
本来であれば白く焼けていることが正常なのですが…
ステムシールの硬化に伴いバブル開閉時に燃焼室へエンジンオイルが流入したことで黒く焼けた跡が残っています😥
最後の極めつけはこれ!
1番のピストンを外してみましたが、ピストンのオイルシールが固着して全く動きません😣
こんな状態ではピストンの往復運動の度にオイルが燃焼室に入ってしまいます!
総括…
エンジンオイルが1,000kmで1L消費する原因は、
・バルブのステムシールの劣化
・ピストンのオイルシールの固着
の二点が原因のようです!
今回はまだ軽い症状のエンジンでしたが…
オイル交換をサボると走行中に焼き付いてエンストしてしまうこともあるので、皆さんもオイル交換は定期的に行いましょう!