naoyaさんが投稿したeventuriは伊達じゃなかった・2.5TFSI・アウディ・ドンカーブート・アストンマーティンに関するカスタム事例
2020年07月06日 00時13分
北海道在住 ドイツ車に限らずクルマ全般好きです。昔正規ディーラーで板金塗装やってました。外装カスタム系は得意というかある程度相談に乗れるかと思います。モットーはいかに金かけずにいじるかです笑 突然イイね&フォローするかと思いますが、よろしければ私のページも見ていただければ幸いです。 よろしくお願い致します。 また、アウディVW系パーツなどフォロワーの皆さんに役立つアイテムを出品していこうと思いますので、ご興味のある方はぜひチェックしてみて下さい。
夜な夜な、独り言です。
私の使ってるeventuriの、S4(S5だけど基本同じなので)に装着した場合のパワーグラフを発見したんですが、思ってたよりすごい効果が。
もちろん個体差あるので私のが、というわけでもないですが、参考値としてですね。
5500rpmで約19馬力、6200rpm付近で約22馬力の増加。
Hitotsuyama GmbHさんでも約20馬力upと言っていたのでこれはかなり妥当な数値かと。
それよりも、注目すべきは低速域のトルクの盛り上がりで。
まず標準よりも300rpmほど低いとこから盛り上がってきてまして、そりゃレスポンス良い訳ですよ。さらに2200rpm付近で34ft-lbsつまり4.7kg-m!
ほほぉーー!!w
3500rpm付近でも3.46kg-mほどup。
大して運転うまくもないくせに上のパンチねぇとか言ってごめんなさい笑
そもそも中低速モリモリなスーチャーエンジンの本領を発揮させるインテークです。上が弱いというよりは中間が強い。
このグラフの個体はプーリー変えてますが、インテーク付け替えるだけでこの増加はすごいと思います。
昔F1がV10からV8に移行する時に、新エンジン開発の資金が乏しいチームはV10にリストリクターつけて混走する時期がありました。しかしピークパワー絞っても中低速トルクは排気量でかい10気筒の方がアドバンテージあるので、中速区間の多いサーキットではV10のチームが大健闘したっていう話を聞いたことがあります。
…私レースしないんですけどね笑
納車時からこのインテーク付けてるのでありがたみを理解していなかった自分に喝です笑笑
ついでに、、、
アウディにまつわる超絶楽しそう!な車達。
ドンカーブートD8 GTO JD70
オランダのドンカーブート社の新作です。
元々ケータハム7のキットカーとかをオランダに輸入して売ってた会社なんですが、ケータハムがオランダの法改正で保安基準に適合しなくなり、オリジナルで7のクローンを製造して売っています。
10年以上前ですがアウディの1.8Tを270馬力とかにチューンして積んでいたところまでは知ってたんですが、最近改めて調べると2.5T…
つまりTTRSとかの5気筒ターボ。私そもそもこの音が本当に大好きなんですが…
それを縦置きして3ペダルMT。
おぉふ…
415馬力…700kg
えぇ…??w
スーパー7の系統でありながら空力を追求して強力なダウンフォースを発生するボディ。
わぁおw
電子デバイス一切なし。
ヒャッハーw
ヨーロッパの排ガス規制に適合しながら、0-100km/h加速2.7秒。
二駆でMTで3秒切るってもうバイクかよw
バックヤード系でもっと強烈なのだとアリエルアトムV8とかいますけど、(ハヤブサのエンジン二個繋げてる魔改造アトム)
琴線に触れる系でいくとこっちかなと。
ケータハムも王道な感じでもちろん好きですが、アウディの5気筒エンジン積んでる点ではコッチですね😊
5気筒つながりでA3 clubsports quattro concept。
RS3セダンが生まれる前の時代なので8V前期顔です。
RS3セダンもこんな感じで出るんかなぁと思っていましたが実際には兄者達への配慮なのかもう少し控えめにされてデビューしました。というかアウディ自体が控えめであることに美学感じるみたいな所ありますし。
もちろんめちゃめちゃ速くて楽しい車であることは間違いありません笑
RS3が大人しく感じる原因として、このコンセプトはS3セダンをベースにカーボンを多用したワイドなブリスターフェンダー。
重量は1527kgに抑えられており、525ps 600N・mにチューンされた2.5TFSIと7速Sトロを組み合わされた車体は3.6秒で100km/hまで加速。
リアスポイラーは減速時に立ち上がりエアブレーキに。
仕上がりもどう見ても市販して良い品質。なぜ売らなかったのー!?としか言えません笑
続いて。TT clubsport turbo concept
これも先ほどのA3に近いシリーズみたいなんですが、quattroからturboにサブネームが変わってる点がミソでして。それについては後述します。
外観はTTの原型が残るのは屋根と窓とランプ類くらいで、全幅1.97mまでワイド化され、エキゾーストは左のドア後ろから。ヘッドライトの縦に2本のデイライトを補完するデイライトがフロントバンパーのサイドダクトにつけられて、かなり完成度高めです。
中はTTの内装ベースでありながらチタン製ロールケージが組み込まれています。911でいうGT3 RSみたいなポジションで売れば良いのにとすごく思います。買えませんけど。
JP performanceやHOONIGANでも取り上げられていましたが、公道を走れる個体が何台が存在する様です。JPのときはこいつをパイクスピークに持ち込んで、往年のスポーツクワトロS1がサプライズ登場するという粋な演出がありました。
さて、肝心のturboについてですが、ターボはターボでも、排気タービンと電動コンプレッサーのダブル過給。
電動コンプレッサーの方はエネルギー回生付きの48Vシステムから電源を供給されて瞬時に駆動するのでラグなど無く、排気タービンがブーストを得られるまでの間に即座に過給します。排気タービンのみのエンジンに比べると低回転域では最大200N・m増加させることができ、最初の2.5秒で6m多く進めるそうです。
パワーは先ほどのA3コンセプトより75馬力増しの600ps 650N・m
車重は1396kg
0-100km/h加速3.6秒。
あれ?こんなにパワー増して130kgは軽いのに0-100はA3と変わらないの?と思いましたね?
これ
6速MTなんです…笑
マジ!?こんなにハイテクの塊みたいな感じなのに!?
その辺もGT3 RS寄りです。
タイヤは前後275でこのトレッドですからね…鬼のような旋回速度で回れることでしょう。
5気筒のエモーショナルな音は毎度最高なんですが、こんな見た目なのにスロットルオフしたときのバックタービン音がチューンド2JZみたいでヤンチャなところも大好きです笑
まず見た目からですが、RS3 LMSとボディ形状は概ね同じ…なのは分かると思います。
そしてだいぶ様子がおかしいのもわかると思います笑
このマシンの名はABT Schaeffler 4e performance
ABTとシェフラーはフォーミュラeでタッグを組んでる組み合わせです。
つまりこれは電気自動車。
シェフラーはあまり詳しくないのですがDTMやフォーミュラeでアウディのサプライヤーをやってて、つまりアウディのモータースポーツを支えている会社。
それと一緒に電動F1やってる、しかもABTが絡んでる電気自動車。すでにヤバイ匂いしかしませんよね。
この名前の4eの由来がですね、
4つのホイールにフォーミュラeスペックのモーターを1基ずつ付ける。だそうで笑
出力が1200馬力。
鬼のようなバーンナウトと白煙にモーターの音がさらに狂気じみて聞こえます笑
1200馬力というと自衛隊の10式戦車がそれと同じ馬力出してますが、この4eはモーターを独立して駆動できるので左右を逆回転させて文字通りの戦車の如く超信地旋回が可能です笑
ドラッグレースではなんと700馬力の911GT2RSに勝ちます。
え?いやなんぼバッテリー重くてもそんだけパワーあって四駆なら勝てるしょ?と思いましたね?
前進ならもちろんブッチギリで圧勝です。
4eはリバースでも前進するGT2RSに勝つんです笑
空力逆になるから吹っ飛ぶんじゃないかヒヤヒヤもんですし、トラクションが弱まるので現実にはムリですが、モーターなので電流逆に流せば理論上は前も後ろも同じ速度出ます笑
etron GTも控えてますし、そろそろ本当に電気の時代来るんだなぁと思わざるを得なかった出会いでした。
これに至っては全くアウディにまつわってはいませんが、とにかく今まで出会った中で最高に欲しい車です。
アストンマーティン V12ヴァンテージ (先代)
まず持って、2+2のDBシリーズと違って2シーターの先代ヴァンテージは、サイズ感で行くとトヨタの86比で概ね全長+14cm 全幅+9cm 全高-4.5cm
ホイールベース+3cm
コンパクトな部類です。
そんなのにですよ、5935ccの自然吸気V型12気筒ブチ込むって笑
え?そんなのフロントヘビーじゃんと思いましたね?
前後51:49だそうです笑
一体どういう理屈なの??と思ったらちゃんと然るべき設計になってまして、
ドライサンプで定重心化して、トランスアクスルで前後の重量を最適化。
5500rpmで開放する可変インテークだのカーボンプロペラシャフトだの…
そして12気筒をマニュアルで駆るという凄まじい贅沢さ笑
音は言うまでもなく、最高です。
散々データ並べといてなんですが、0-100が何秒とか何馬力とか、ニュル何分とか、そんなことは本当にどうでもよくて、純然たる速さの数値では表せられない、心に染みる魅力が途方もないハイレベルで詰まってる。そんな車だと思います。
近くで見ただけで脳みそがおかしくなりそうだった車は後にも先にもコイツだけかも知れません笑笑