Nボックスカスタムのポータブル赤道儀・スカイメモS・長時間露光に関するカスタム事例
2020年10月30日 12時58分
CTご覧の皆さんこんにちは😀
今日はポータブル赤道儀のメリットとデメリットを少々
これはスカイメモSですが、ポータブル赤道儀にも種類が有ります、自分は最初ナノトラッカーを使用していました、ナノトラッカーは簡単に使えますが、余程セッティングが合って無いと希望通りの画像になりません
1回撮りに行くのにこれだけ持って行きます😅
撮るまでの流れは
まず家に居る時に極軸望遠鏡の光軸合わせをします、光軸合わせは普通そんなに狂わないです
今は機材これ以上有るんですが、現地まで運びます、今はスマホにそのまま取り込めないんでノートパソコンも一緒に
現地に着いたらstarwalkスマホのアプリで天の川の位置を調べます、基本目視出来る所で撮影するんで、大まかに
それから三脚固定して、三脚の水平出ししてスカイメモ一式三脚に乗せます
載せた後また水平見て、それから極軸合わせです
続く
その前にカメラとバランスウェイトのバランス調整して、また水平見て極軸合わせします
三脚高くすれば極軸合わせも楽なんですが、高くすると風とかカメラ触った時の揺れがなかなか収まりません、センターポールに重りフック有るんですが、三脚伸ばすと重りさえ揺れてしまいます、だから這いつくばってスカイメモの光軸望遠鏡を北極星ポラリスに合わせます
今スマホのアプリで極軸望遠鏡のどの位置に北極星を合わせたらいいかが分かるアプリも有りますんで、おすすめです
続く
んでもう1回水平見て、カメラのピント合わせ、ピント合わせはカメラのモニターで木星やアンタレスやベガ冬場はベテルギウスなどをカメラのモニターで最大拡大させて1番小さな点になるように、瞬く星は瞬いた時がピント合ってます、これ結構大事です😀
んで撮りたい星を狙って
ここからも大事、シャッタースピードですが、固定撮影の場合は焦点距離÷500ルールってのが有りまして、自分のカメラのレンズの焦点距離÷500で計算した答えがそのレンズのシャッタースピードです、大まかですけどね
でもこれはフルサイズ換算なんで、APS-CのNikonやソニーは焦点距離✕1・5Canonは✕1・6を焦点距離に足してフルサイズ換算してから計算してくださいね、自分のAPS-Cでなら広角で11mmNikonなんで1・5×で16・5÷500=約30秒になります、でもご存知の通り広角は端は流れますけどね
続く
これはフルサイズの75mmでISO1000 f2・8 シャッター3分の画像を24枚コンポジットしてます、クリックして拡大して見てください☺
ポータブル赤道儀使用の時は天の川だと2~3分シャッター開けてます、ISOは1000以内
必要に応じてコンポジットします
パソコンならSiriuscompってフリーソフト有りますんで、それでもコンポジット出来ます、スマホしかないならAdobeのPhotoshop mixなら5枚程度コンポジット出来ます
コンポジットする理由はAPS-CだとISOあげたらノイズが酷いでしょ、それをコンポジットしたらノイズが減るんですよ、詳しくはコンポジットか加算平均か比較明合成で調べてくださいね
ではまた
あっメリットは沢山、デメリットは重いてだけです🤣