デリカD:5のD:POP・BFグッドリッチオールテレン T/A・BFGoodrich TRAIL-TERRAIN T/A・タイヤ交換・初期不良?に関するカスタム事例
2023年07月15日 13時43分
デリカD:5のポップアップルーフ架装車のD:POP(愛称:ニャスパー1号)に乗っています。 この車とともに、インドア家族のアウトドアライフへのチャレンジがはじまりました。 車歴:マツダランティスクーペ(緑)→カーシェアリング&レンタカー→プジョー308SW(赤)→マツダCX-8(灰)→CX-8(100周年白)と乗り継ぎ、方向転換でデリカの道へ。 クルマいじりの初心者で、初心者がはまるすべての落とし穴にハマっている感じで、いろいろやらかした様子をみんカラで記事にしています。
■まだ新しいタイヤ4本が新品交換に🤔
先日、まだ買ってから日の浅いBFグッドリッチのトレールテレーンT/Aの4本すべてを新品に交換してもらいました。
交換作業は、購入店さん(通販購入)が遠くて、自宅からあまり遠くないミシュラン公認の整備工場を手配してもらえました。
なぜミシュランかというと、BFグッドリッチがミシュラングループ傘下だそうでして。
■わずか2ヶ月でひび割れが発生
時系列を追ってみると、購入は納車前の3月でしたが、受け取りは納車後の4月7日、取り付けが4月9日。
4本ともなぜかホイールのリム近くが広い範囲でひび割れしているのを発見したのが6月10日でした。
ビックリして購入店に写真をまずは2枚送って見ていただいたら「正常の範囲内で大丈夫です。国産タイヤからの乗り換えだと不安に感じられる場合もあるかと思いますが…」とのことで、タイヤの輪切りでゴムの厚さを示す写真が届きました。
■メーカーに問い合わせたら話が進展
それにしても、いくらなんでも、たったの2ヶ月足らずでこんなになるのかな?と、ご近所の車のタイヤを眺めて見るもヒビなんて見当たらず。
不安が払拭できなかったので、念のためメーカーにもWebサイトの問い合わせフォームから質問したところ、「タイヤにひび割れが発生するのは正常で、詳しくは国土交通省の資料を見てください」といった流れでしたが、届いたメールに返信して写真を送ったら、正常ではないように見受けられるので検査をしてくれるという話に。。。
その後いろいろやり取りをして、デジタル一眼でちゃんとした写真を10枚ほど撮って送って確認してもらったら、無料で4本とも新品に交換してもらえることになりました。
私としては、メーカー自身が、BFグッドリッチのタイヤではよくあることで、ぱっと見は心配に見えるかもしれませんが、ぜんぜん4、5年は乗れますよ、といった回答なら交換しなくても良いと思ったのですが、メーカーとしては、この状態を普通だとは言えなかったようです。。。
■余談1:試作品のニャスパーステッカー
そろそろ正式版を作りたいのですが、忙しすぎていろいろ進まず、家庭用プリンターで印刷した試作品のママ😿
■余談2:ハブの防錆処理の経過観察
4月にオートバックスで(出庫拒否事件の際に)、ハブクリアコーティングをしてもらったばかりなんですが、ハブまわりが錆びまくっていました😿
でも、リアの方は錆びておらず、コーティングの効果が感じられるキレイさです。
フロント側は、ハブそのものは錆びておらず、まわりのサビが流れてきて付着しているだけなのかもしれません。
ブレーキローターがサビサビですし。
何にせよ、車というのは、新車であってもあっという間に錆びますね😿
■ベテランの手際の良さに感心
ベテラン整備士さんお二人の手際の良さに感心しました。次の作業を見越した作業の流れに一切無駄がないです。
ベテランの方々の手際の良さは、安心感にあふれていました。
取り付けの際も、ナットの締め方を見て、まずは下側から付けるのか、最初からクロス締めはしないのか、途中まではわりと適当に回して良いのかと、効率化の部分も勉強になりました。効率性と正確性のバランスが良いですね。
タイヤの脱着の様子が面白くて、こどもにも見せてあげたかったです。
■思わぬバルブ交換
品質が低そうなバルブなので、ついでに信頼できる日本製のバルブに交換しておいてくださるとのこと。
バルブの良し悪しは正直よくわかりませんが、ご提案通り、お言葉に甘えて交換していただきました。
(写真は元々付いていた、銀のカラーが少しお洒落なバルブ)
■タイヤサイズは、235/65R17
このタイヤは、デリカD:5のノーマル車高でも、特に干渉なしで取り付けられます。
まだ試していませんが、冬季にチェーンも巻くことを考慮して一回り大きな245/65R17にするのをやめて、これにしました。
■ただし、オートバックスには入庫不可
フロントのタイヤのふくらみ部分がほんの数mmはみ出ているそうで、オートバックスは入出庫できません。
実際、オートバックスでタイヤ交換をお願いしましたが、すべての作業完了後、無常にもノーマルタイヤに戻して返金となる悲劇となりました🙀
法的にはまったく問題ないレベルだそうで、ディーラーからは特に何も言われませんでした。
オートバックスの社内規定が特別厳しいそうです。
■タイヤの適正空気圧の情報が錯綜
デリカD:5に、ノーマルとは異なるサイズのトレールテレーンを組み合わせた際の適正空気圧は、ネットでいろいろな情報が錯綜していました。
いくつにするのかの確証が持てずに困っていたのですが、BFグッドリッチのお客様サポート(実際にはミシュラン社が対応)の回答では、デリカD:5のノーマル18インチの空気圧と同じ240kPaで良いとのこと。
どういうロジックでこの回答に至ったのかは謎ですが、メーカー側から240kPaを推奨されたので、これを標準として考えて行こうと思います。
■トレールテレーンはLT規格ではない
トレールテレーンT/Aは、ゴツゴツオフロードタイヤでよくあるLT(ライトトラック)規格ではなく、ETRTOのXL(エクストラロード)規格のタイヤになります。
このタイヤで240kPaまで空気を入れると、タイヤの負荷能力は860kg/本となり、ノーマル18インチタイヤの730kg/本を大幅に上回ります。
タイヤの負荷能力表を見て、タイヤの負荷能力を基準に空気圧を合わせようとすると、200kPaでも740kg/本となるのですが、200kPaだと低すぎるというのが世の中のみなさんの統一見解のようです。
なお一方、LT規格のタイヤでは、ノーマルタイヤよりもかなり高い空気圧が必要とされるようですが、どうもトレールテレーンをそちら(オールテレーン等)と混同されてしまっている方々がいらっしゃるのか、ネットでは純正よりかなり高い空気圧を入れるべきだという意見もちらほら見られます。
■280kPaだと乗り心地が悪かった
実は購入店からは280kPaから試してみることを推奨されたので、280kPaも試してみましたが、跳ね過ぎて乗り心地がかなり悪く車酔いしまして、240kPaの方が無難そうです。
乗り心地を優先すると240kPaですら、まだ少し硬いような気もしますが、タイヤの寿命や燃費とのバランスもあるので、240kPaで行こうと思います。
■ホイールバランスも取り直し
というわけですが、手際よくタイヤを組み直していただき、ホイールバランスも取り直していただきました。
機械の数値をチラッと見た感じだと、内側30、外側40のように、バランスの誤差がそこそこ大きそう(?)な感じでした。
精度の高いBBSのホイールだと最初からバランスが良いという噂も聞きますが、どうなのでしょうか。
トレールテレーン&ブラックライノフジの購入直後は、バランスウェイトがたくさん貼り付けられていて、ギャッ😱と思ったのですが、今度はもう少し少ないといいなと思いました。
(逆に、ノーマル装着の三菱純正のENKEI製のホイールはバランスウェイトが少なくて驚きました)
■予定の1時間より早く作業完了
完成形の写真を撮り忘れましたが、とても手際が良く、45分くらいですべての作業が完了しました。
支払いもないし、用紙の記入、サイン等もないので、変な感じでお店を後にしました。
いつかタイヤが寿命を迎える頃に、またお世話になるかもしれません。
■こういうことはよくあるのか?
整備工場の方に「BFグッドリッチのタイヤでは、良くあることなんですか?」と聞いてみたところ、「よくあること・・・ではないですね。たまたま製造状態が良くないものに当たってしまったのでは?」とのこと。
あと「最近のBFグッドリッチは、メキシコ製が多いのですか?」と質問したら、「う〜ん、どうですかね・・・ただ、BFグッドリッチのタイヤの耐久性は基本的には高いですよ」とのこと。
どちらも、微妙に口ごもった間が気になりましたが、新しいタイヤの様子をしばらく見守りたいと思います。
■余談3:好きなキャラクターの立ち姿
ムッシュ・ビバンダム(通称ミシュランマン)さんは、横から見るとけっこうきつい姿勢ですね😆
■青の保護剤がなかなか落ちない問題再び
というわけですが、良くも悪くもタイヤが新しくなりまして、買いたてほやほや、初心者感丸出しの青色レタータイヤに戻ってしまいました。
青い保護剤ですが、トーヨータイヤのオープンカントリーだと水で洗えばすぐ落ちる、苦労した記憶がないとのことでしたが、BFグッドリッチのトレールテレーンは、青い保護剤がなかなか落ちずビックリです。
保護剤の落とし方を整備士さんに質問してみたら、洗剤付きのスチールたわしか、サンドペーパーの水研ぎで削ることをおすすめされました。
トレールテレーンのようなアウトラインホワイトレターは文字が縁取りで削りにくいので、サンドペーパーにブロックを添えた状態にした方が良いかもとのことでした。
しばらく青レタータイヤを楽しんで、気力が湧いたら削ろうと思います。
追伸:
タイヤに書かれたオレンジの「m」はどんな意味なのでしょうか?