フリードの6AA-GT5・フリードAIR EX・先行展示会・フリードe:HEVに関するカスタム事例
2024年05月12日 23時49分
えむ・どーぐ です。家族でホンダ車を3台所有しています。 フォローは歓迎ですが、当方が興味を持てない内容を頻繁に上げる方の相互フォローはご遠慮させて頂きます。 私のクルマ プレミアムクリスタルオレンジメタリックⅡの2020年式 GB7 フリードハイブリッド クロスター 妻のクルマ ブリティッシュグリーンパール/クリスタルブラックパールの2022年式 JG3 N--ONE RS 長男のクルマ フィヨルドミストパールの2023年式 GR3 フィットe:HEV リュクス
3rd フリードの先行展示会に行って来ました。
8年ぶりのフルモデルチェンジ、しかも東海地方では初の先行展示会とあって注目度が高く、1時間以上並んで順番を待ちました。
ほんの数分ですが実車に座る事が出来たので、2ndフリードオーナー目線でのインプレッションを。
今回から、Gというグレードはステップワゴン同様にAIRというグレードに名称変更されました。うちと同じSUVチックなクロスターは継続で、3rd フリードはAIRとクロスターに大別されて、ガソリンとハイブリッドのe:HEV、2WDと4WD、乗車定員5人6人7人との組み合わせになります。
展示車はe:HEV AIR EX FF 6人乗り、ボディカラーはフィヨルドミスト・パール、インテリアカラーはグレージュです。
AIR EX ではアルミホイールが標準装備です。
タイヤは2nd フリードと同じサイズの、185/65R15グッドイヤーエフィシェントグリップという汎用の銘柄ですが、見たことが無いトレッドパターンです。
おそらく新規のOEM品でしょう。
フロントワイパーブレードはおそらく2nd フリードと同じミツバのOEMかな?
さすがにメジャーまで持ち合わせが無かったので長さは不明です。地元で展示されたら調べましょう。
ステアリングホイールはフィット4、3rd N-BOXと同じ2スポークです。なぜ評判がよくない2スポークにこうもこだわるのでしょうか。
ステアリングスイッチもフィット4から採用された、ジョグダイヤル併用のタイプです。
メーターは、これもフィット4同様に7インチTFT液晶メーター。遂にアウトサイドステアリングホイールメーター配置を止めてオーソドックスなインサイドステアリングホイールメーターに逆戻り。
個人的にはこちらの方が見やすい。
2nd フリードで重宝していた、運転席前方のインストルメントパネルポケットも廃止されました。
その代わりに、左側のインストルパネルガーニッシュの奥にポケットが。
ティッシュボックスはここに置くのがよさそうです。
e;HEVでもシフトレバーはオーソドックスなゲートタイプに戻りました。
あの百害あって一利なしの(AT誤発進の根源はこれしか無いと個人的に思っている)電制シフトレバーがようやく廃止されました。これは朗報ですが、フィット4 RSの減速セレクターはほしいところです。
それからワイパーレバースイッチの先端に、カメラビューの切り替えスイッチが見えます。こちらもようやくバックモニターカメラが、リヤだけでなくマルチビューに進化しました。
電子制御パーキングブレーキになり、クルーズコントロールも渋滞追従機能付きに。
ドアトリムは、スポンジ内蔵のソフトパッドにはなっているものの、ステッチ等の装飾は無し。
この辺りは余りコストが掛かっていません。FREEDのネーム入りはご愛嬌。
ホンダコネクトも採用されました。
但しこの恩恵に預かるには、メーカーオプションかギャザスプレミアムナビ装着が必要です。
フロントピラーの三角窓が廃止されました。
2nd フリード最大の欠点である太いAピラーによる斜め右前方視界の悪さが、かなり改善されました。
本当はフィット4くらい細いと、更によいのだけれど。
こちらも、ようやくリヤクーラーが設定されました。
フリード位の室内容積があれば、フロントエアコンだけでは冷房能力不足は当然です。
吹出口3箇所は物足りないが、ファミリーユーザーには朗報でしょう。
2ndシート用に、USBチャージャーが上級グレードには標準装備に。
クオーターガラス面積が拡大されました。
2ndフリードではガラス面積が狭くて、3rdシートでは外の景色を楽しむ事がほぼ不可能でしたが、これなら穴蔵に閉じ込められた感は少なくてすみそうです。
3rdシートの収納が軽くなった、とありますが、それほど軽くなったとは感じませんでした。セレナのようにヘルパースプリングで軽く跳ね上げるとか出来なかったのでしょうか。
一応、跳ね上げて立ったままにできるようになったのは進歩です。固定ストラップも中央から後端に移り、操作しやすくなったのもよい点です。
依然として床下収納はありません。せめて非常停止板を入れるスペースぐらい確保してほしかった。
絶対的な居住性は、ボディサイズが大きくならなかったこともあって2nd フリードとほとんど変わりません。つまり2ndシートを下げると3rdシートのフットスペースは無いに等しく、6人乗車では2nd3rdシートの住人は窮屈な思いをするということです。
余裕が欲しければフリードは諦めて、ステップワゴン以上を選択せざるを得ない事になるでしょう。
これまではフリード+のみの装備だった(今回より5人乗りは+と呼ばない事になった)リヤゲート中央部のルームランプが、6人乗りでも装備されるようになりました。
但し色で分かるように白熱球でLEDではありません。車種専用のルームランプLED交換キットを開発する業者から早々に発売されるでしょう。
テールランプは、ウインカーの光り具合からフルLED仕様のようです。
残念ながらウインカーは、シーケンシャル仕様では無いようです。
このフリードの型式は、6AA-GT5です。
まだ全種類の型式は判明していませんが、3rd フリードは「GT系」と呼ばれるのでしょうか。
2ndフリードオーナーとしては、不満に思っていた箇所がかなり改善されていて結構悔しい思いをしていますが、うちにあるフィット4の出来栄えから予想する程度であり、8年もの年月を経た割に劇的な進化はそれ程でも無い感じを受けました。
まあ乗って走ってみれば印象が変わるかもしれないので、試乗をしたいですね。