車狂♪︎さんが投稿した草ヒロ愛好会に関するカスタム事例
2021年08月06日 00時24分
このアカウントでは私が撮影した草ヒロ、所謂廃車体を1日1台紹介しています。 あくまで趣味なので各メーカーさんや車種に特定の意図や不満を持ったものではなく、個人的な主観で書いているため気分を害してしまうこともあるかもしれません。 自動車が本来の用途で使われていないこと、廃棄されていることに対して不愉快に思われる方はご覧にならないことをお勧めします。 また悪戯や盗難防止のため、草ヒロ個体の詳細や所在地等に対するお問い合わせには、如何なる方法でもお答えできませんのでご了承ください。
豪雨の長野探索(28)
本日の草ヒロ(廃車体)シリーズ
今回は“三菱 コルトギャランGTO 1600MR A53-GR”です😊
山の麓に広がる住宅街をソロリソロリと進んで行くと、なんとギャランGTOの草ヒロがありました。
コルトギャランGTOは、名前に「コルトギャラン」と入ることから分かるように、あの小型セダンであるコルトギャランがベースになったスペシャリティクーペで、1970年に追加設定されたモデルです。
ロングノーズ&ダックテールのスタイリングには、丸目4灯のヘッドライトを採用しており、7連メーターが埋め込まれたラウンドタイプのインパネは、航空機のコックピットさながらにデザインされています。
エンジンは、コルトギャランAIIの1499ccをボアアップした1597ccの4G32型エンジンを搭載。
そしてこちらのMRという最上級グレードは835台しか生産されていないという かなり珍しいモデルで、DOHC化したヘッドにソレックスのダブルチョークキャブレターを2基搭載し、さらに圧縮比を9.5に高めた最強モデルとなります。
ちなみに名前の“GTO”は“Grande Tourismo Omologare”の頭文字を取ったものです。
なお、この個体はメッキグリルと黒いライトベゼルが特徴的な前期型で、生産期間は1970年〜1972年です。
フロントエンブレムです。
フェンダーのエンブレム。
“MR”というグレード名が書かれています。
リアです。
ギャランGTOで一番魅力的なアングルがこの角度でしょう。
後ろに流れるようなラインがボディ後端でスパッと切断されたようなダックテール。
“カッコいい”というよりも“美しい”という言葉が似合うクルマだと思います。
リアのエンブレムです。
車内
残念ながら7連メーターを拝むことはできませんでしたが、車内は綺麗に保たれていました。
ステアリングは社外の物に変更されていました。
ちなみにこのギャランGTOのMRというクルマは僕が旧車の中で一番好きなモデルで、小学生の頃から憧れています。
コルトギャランがベースとは思えないほどスタイリッシュなボディラインが堪らないです✨
このデザイン、当時から魅了される人は多かったのではないでしょうか……
最高です😊