ムーヴカスタムのかずさんが投稿したカスタム事例
2020年03月30日 23時03分
かれこれ2年近くこの仕様で乗っていて車高の見た目は気に入っていますがやはりへたってきたのかきついバンプでフロントのインナーが掠り精神的に良くないので一旦車高を上げることにします。
交換はバイト先の場所を借りてします。
リヤは交換は簡単でリフトで上げてリヤのアームにウマを当て少し荷をかけてリヤショックの取り付けボルトを抜いてまた上げればスプリングが外れます。
今まで付けていたスプリングと今回入れるスプリングです。今回は車高を上げるのにムーブの純正スプリングを入れるのは面白くないのでL950sの純正スプリングセットを入れます。
何故L950sのスプリングを入れるかというとL950sよりL902sの総重量が重いと思い入れると純正車高より少し落ちるという目論みもあるからですがその目論みは外れました😓
スプリングはMH23の物を付けていましたがブッシュ部分のカラーが怪しかったので付属してきたショックに換えます。
比べると長さは余り変わらないのですがショックの太さがMH 23の方が太いです。
サクサクっと付けていきます。
スプリングを取り付けたら1Gを擬似的にかけてショックの取り付けボルトを締め付けます。
何故擬似的に1Gをかけてボルトを締めるかというとスプリングを換えた場合ロアアームの位置が変わるため浮かしたままでボルトを締めるとショックやロアアームのブッシュが異様に捻れたりして異音等が出るためです。
リヤが終わったらフロントを換えます。
換える前にホイルハウスを見てみるとインナーに掠った後があります。
インナーライナーはカスタムとRSでは一部形状が違うので掠って削れても仕方ないです😓
RSフェイスする場合インナーライナーもRS用に替えた方がいいです。
タワーバーを付けているのでタワーバーを外してサクサクと交換します。
フロントも同じく締め付ける時に擬似的に1Gをかけてボルトを締めます。片方が終わったら反対も同じ作業をします。フロントショック左右終わったらタワーバーを取り付けて各締め付けを確認してタイヤを取り付けて終わりです。
車検も近いのでついでに下回りを確認してみるとドライブシャフトのインナーブーツが切れていました😓車高を落としていたのと距離が20㌔に近いので無理がかかり切れたのだと思います。
右は完全に切れていましたが左も切れかけていました。完全に切れるまで時間の問題なので部品を引いて届き次第交換します。
とりあえず作業が終わり暫く走ってみましたが落ち着いても純正車高の高さで少しも下がらなかったので目論みは失敗に終わりました。
乗った感じ当然ですが乗り心地は柔らかくなった感じはします。ただカーブや交差点ではロールは大きくなりました。あとはサイドスリップも調整していないからか少しふらつきますね。知り合いの工場でサイドスリップ調整をする予定ですが安くダウンサスが手に入ったら組み直す予定でいます。
以前の仕様は安く車高を落とすため半巻きスプリングをカットしていますが余り落としすぎるのも問題でナックルに無理がかかりハブベアリングが早く御臨終になるので落とす場合は余り落とし過ぎないように注意しましょう。
ハブベアリング交換をしてもらうと片側が安くても2万円します。ちなみに前に乗っていたミラは車高を落としすぎて5万㌔の内に2回ハブベアリングを交換したことがあります。