カルボさんが投稿したカルボ的試乗レビュー・試乗レビュー・9段階評価・エクリプスクロスPHEVに関するカスタム事例
2025年03月13日 08時58分
カーシェアとかのレビュー載せてる自己満アカウント 購入検討している方の参考になればと思います ※素人記事なので苦手な方は見ない方が良いです。
レンタカー・カーシェアシリーズ 再レビュー編
三菱 エクリプスクロスPHEV
続いてはエクリプスクロスPHEVに乗りました。2022年にPHEVと前期のガソリン車に乗りましたけど、今回はPHEVに久々に乗って再レビューをします。
エクリプスクロスPHEVとは?
『前後1基ずつの高出力モーター、大容量駆動用バッテリー、2.4L MIVECエンジンなどで構成するツインモーター4WD方式のPHEVシステムを、「アウトランダーPHEV」から継承し、「エクリプスクロス」に合わせて制御を最適化させ、電動車ならではの滑らかで力強い加速、軽快感と安心感のあるハンドリングを実現した「エクリプスクロスPHEV」。ラインアップは、予防安全機能を標準装備したベーシックな「M」、100V AC電源(最大1500W)やヘッドアップディスプレイなど充実装備の「G」、専用外観としスマートフォン連携ナビゲーションなどを標準装備した上級仕様「P」を設定。駆動用バッテリーは13.8kWhでEV航続距離を57.3km(WLTCモード)とし、日常生活の大半でEV走行を可能とした。走行モードは、駆動用バッテリーの電力でモーター駆動する「EV走行モード」、エンジンで発電した電力でモーター駆動する「シリーズ走行モード」、エンジンで発生した動力で走行し、モーターがアシストする「パラレル走行モード」の3つの設定で、走行状況に応じて自動で切り替え、様々な状況においてモータードライブを楽しむことができる。エクステリアは、流麗で上質なフォルムを実現するとともに、フロントとリヤでSUVとしてのダイナミズムを高めた。フロントデザインはSUVの力強いパフォーマンスと、人とクルマを守る安心感を表現する「ダイナミックシールド」を進化させ、いっそう精悍でスポーティな表情とした。また、バンパー下部にスキッドプレートを採用し、SUVとしての力強さを表現。リヤデザインでは、流れるようなシルエットとなるシングルガラスを採用。より洗練された伸びやかなフォルムを実現するとともに、すっきりした後方視界を確保。三方向に延びる立体的なリヤランプを高い位置に配置することで被視認性の良さと独自性を持たせた。また、分厚いボディパネルやバンパーは、強さや頑丈さを表現しつつ、背面装着式スペアタイヤからインスパイアした六角形のモチーフと相まって、SUVならではのスタビリティと走破性を表現した。インテリアでは、ブラックを基調色とし、エンボス加工のスエード調素材と合成皮革のコンビネーションシートを「P」、「G」に採用したほか、メーカーオプションの本革シートは従来のブラックに加えてライトグレーを新たに設定。ドアトリムも同色でコーディネートし、上質でスポーティな空間となった。』
(goo-netより引用)
今回の車両は令和6年3月登録のGグレードになります。新車価格は441万4300円です。
外観
エクリプスクロスのグレード構成ですが、
・M
・G
・ブラックエディション
・P
こちらの4つのグレードで構成されます。Mグレードはヘッドライトがハロゲンになるベーシックグレード、今回のGグレードだとLEDヘッドライトやステアリングヒーターが付く中間グレードです。ブラックエディションは特別仕様車で、アルミホイール等が黒塗装になります。Pグレードだと、サイドのエアロが付いたり、ヘッドアップディスプレイが付きます。グレードの解説はざっくりしましたので外観を。フロントは、シグネチャーランプとヘッドライトが2段になっており独特です。Gグレードだとバンパー下部にシルバー塗装が入ります。サイドは、ウィンドウにメッキ装飾が入ります。キャラクターラインも主張がある物で、迫力があります。リアは、前期型はクーペ風になっていたのが、後期では普通のSUVっぽく変わっています。リアが一番印象が違いますね。まとめると、私はMC前の方が好きでした。MC後は好みではないのが本音です。
内装
ドア側は上側が柔らかいプラ素材、その下がソフトパッドになります。肘置きもソフトパッドなのは良いですね。下はハードプラです。残念なのが、ドアポケットが無くて、ドアグリップしか無いのでドアが閉めにくいこと。私はこのタイプは嫌いです。といいつつ、カローラツーリングはこれですが・・・。シルバー装飾なので、指紋は目立ちません。インパネは、一部は柔らかいプラ素材が使われていますが、大半はハードプラです。正直、インパネは質感良いとは言えません。ハンドルは革巻きですが、下側がピアノブラックなのは嫌です。室内照明は豆球です。シートは固く、特に疲れませんでした。長距離ドライブをしたとしても快適だと思います。シートの質感は高いですね。シフト、やはりこれはダメです。プリウスと同じパターンです。ストレートにしてほしいですね。ダイヤル式のエアコンは、節度感も良いです。ペダルレイアウトは良く、足をパンと出すとしっかりブレーキを踏めます。パーキングブレーキは電動式で、オートブレーキホールドもあります。ただし、メモリーはしないのでご注意を。助手席は、22cm〜平手が入らない程と、広めだと思います。後席は上側がハードプラな質感落ちています。ボディ剛性は良いですね。後席のシートも固いです。身長177cmの私で、頭上空間が拳2個、足元空間が12cmとそこまで広くはありません。角度調整はできます。
ペダルレイアウトは問題ないです。給油口はボタン式で、給電口はプッシュ式になります。ここは開け方は別です。
車幅はボンネットがしっかり見えるので掴みやすいです。幅が1805mmですが、これならそこまで運転していて怖さは無いと思います。ワイパーは少し見えます。減点レベルではありませんが、もう少し隠してほしいです。
シフト周辺。やはりこのシフトはダメです。
グローブボックスは容量問題ないと思います。
シートです。見た目は良いですね。
荷室
大体ですが幅は129cm、奥行き89cm、高さ73cmです。
アクセサリーコンセントがあり、1500W対応です。ここは素晴らしいです。荷室の照明は個別で消せません。残念。
後席を倒すと傾斜ができてしまいます。また、荷室を倒すレバーが後席にありません。私でギリギリでしたので、この車格なら必要だと思います。奥行きは166cmになります。
横になりました。傾斜があるので快適ではありません。車中泊向きでは無いと思います。
ヘッドライトを点灯させました。LEDになります。三菱車なので、ハイビームのさせ方が特殊です。上手くできませんでした。もちろん強制オートライト付きです。オート→車幅灯→ライト点灯になります。嫌なら検知する場所に懐中電灯か何かを置いて無効にさせましょう。多分できると思います。テールランプはLEDですね。
タイヤ
18インチのアルミホイールです。見た目は良いですね。タイヤはエコピアになります。
搭載エンジン
4B12型の128馬力にフロントモーターが82馬力、リアモーターが95馬力になります。最初に申し訳ないのですが、充電残量が無い状態でしたので、本領発揮させることができませんでした。時間の関係で充電できなかったので・・・。アクセルは普通ですが、ブレーキが悪く、1割踏んだだけでガツンと効いてしまいます。ブレーキタッチ自体は軽くもないので違和感は無いのですが・・・。加速性能は、充電残量が無かったからか、PHEVにしてはパワー不足に感じました。ただ、ここは充電すれば解決すると思います。加速の反応は遅いです。ここもモーターが完全に働かない影響かもしれません。静粛性は、普通かなと思います。dBは測り忘れました。すみません。ロードノイズは抑えられており、ここは良いですね。停車時はdB49前後でした。ハンドルは重く、だるさがあります。もう少し軽くしてもらえる方が良いと思います。サスペンション、ここが素晴らしいですね。ややソフトな乗り心地で、運転していて乗り心地が良いなと思いました。後ろからの突き上げも感じにくいです。直進安定性は普通かと。高速道路は試したかったのですが、残念ながら渋滞していました。都内はこれがあるから嫌ですね・・・。やはり、都内で試乗するなら深夜に訪れた方が良いかもしれません。まとめます。
良いところ
・ダイヤル式エアコン 節度感⭕️
・ペダルレイアウト⭕️
・荷室に1500Wのアクセサリーコンセントあり。
・ソフトで良い乗り心地。+0.5点
悪いところ
・インパネの質感はイマイチ。もう少しソフトパッド使ってほしい。
・オートブレーキホールドのメモリー機能無し。
・ハンドルのピアノブラックは嫌。-0.5点
・シフト。-1.0点
・荷室から後席を倒すレバーが無い。-0.5点
・ブレーキ効かせすぎ。-0.5点
評価:3.0点 普通。よく見てから検討しましょう。
結局再レビュー前と同じく、今の基準で見ても3.0点です。このサイズのPHEVは殆ど無いので、コンパクトなSUVでPHEV欲しい方なら選んでみてもアリかなと思います。ただ、PHEVではない他社も検討しているのでしたら、私はこのエクリプスクロスPHEVは選択肢には入れなくて良いかなと思います。PHEVだとしても、この内容で441万円は正直高いです(国から補助金は出るので、実際はもう少し安くはなりますが)。ガソリン車はまだ出来が良かったので、エクリプスクロスに乗るならガソリン車がベストな選択肢だと思います。