シビックタイプRのAEM・燃料ポンプ・燃圧レギュレータ・gramsに関するカスタム事例
2020年10月15日 21時48分
AEM
B型エンジン用調整式レギュレーター
grams
265L/h大容量燃料ポンプ
そして意外と重要なコイツ(笑)
パルセーションダンパー
考えられるであろう部分が全て問題ないのにアイドリングで回転が異常に上がったり下がったりする場合はコイツの可能性が高いです
樹脂カバーを外してビスが動いてなかったら...
今回燃料系統リフレッシュの第一歩として
燃ポン、レギュレーター、パルセーションダンパー、各パッキン、ホース類を交換しました😁
インジェクターのレベリングとフィルター、パッキン交換はまた次回にでも😌
取り付けに関してですが、レギュレーターはB型エンジン専用設計なので純正レギュレーター外してデリバリーラインにポン付けできます
負圧ホースとリターン側のホースも純正がそのまま使えるのは親切設計ですね🎵
汎用タイプは取り付け位置の確保やアタッチメントからレギュレーターの配管レイアウトを考えないといけませんし、何より漏れる可能性がある箇所が増えてしまうということが嫌だったのでコイツしかないと思いました
しかし、写真でわかるように自分の車両は純正タワーバーを装着しています
そのため、レギュレーターから負圧ホースをまっすぐインマニに引いてしまうと、
下を通すと角度的にホースがつぶれます
上を通してもボンネットに挟まれてつぶれます
仕方なくホースの長さを純正の2倍くらいとってバーに這わせつぶれないようにしました
ホースが長いことで負圧ロスによる燃圧の変化が心配でしたがインパクトさんに確認したところ問題ないとのことでした
燃圧は負圧ホース接続した状態のアイドリングで3.3kに調整してもらいました
B16Bの燃圧基準値は2.8~3.3kなので基準最大値です
ノーマルエンジンなので基準値で問題ないですね😌
ポンプですが、大容量とはいっても大きさはB16B純正ポンプとほぼおなじなのでポンプステーにそのまま取り付けできます
専用カプラーもついてるので電源とアースの配線を繋ぎ直すだけです
実に親切設計ですね🎵
しかし、付属のストレーナーは干渉してしまうので加工が必要です
純正ストレーナーの場合はポンプとストレーナー接続部分がジョイントのような形状になっており少し遠くなるので干渉せずポン付けできます
加工後
ストレーナー取り付けできました
取り付け後の走行ですが...
変わりすぎてびっくりです(笑)
コンプブースト施工したとき以上にパンチが復活しました
ポンプとレギュレーター、おそらく20年間一度も変えられてないですので相当へたってたんでしょうね😅
効果として、
1 レスポンスの大幅な改善
2 全域でのトルクアップ
3 始動性の向上
4 8500から9500回転でしっかりトルクと
パワーがついてくるようになった
おまけとして、
ポンプ作動音がジョボジョボジョボからシュィーーンに変わりました(笑)
製造から20年以上経過してるB型車両
迷わず交換していい部分だと思いました
てかEK9の1wayバルブ?チェックバルブ?ってどこについてんの(笑)
2022.04.21追記
(実際に改善したのはポンプ取り付けから1ヶ月後)
ポンプステーを加工しgramsポンプ付属のストレーナーを取り付けていましたが不具合が見つかりました
シビックの燃料ポンプユニットは燃料タンクに対して斜めに設置されています
必然的にポンプ自体も斜めになるわけですが付属のストレーナーはポンプに対して垂直になるものしか付属していませんでした
その為、ストレーナーがタンク底に押し当てられ、無理な角度で設置され外れかけていました
抜け防止の金属の輪っかは外れており、タンク内に落ちていたので回収しました
抜け防止の金属の輪っかは赤丸で囲ったやつです
今回、幸いにもストレーナーは外れておらず、輪っかはタンク内に落ちていたためよかったですが、もしストレーナーが外れて輪っかがポンプに吸われてしまうと確実にポンプは壊れます
燃料供給が止まり最悪エンジンブローです
シビックだけではないですが、燃料ポンプユニットがタンクに対して斜めに設置される車種は社外ポンプに交換しても角度のついた純正ストレーナーを使って下さい