カルボさんが投稿したカルボ的試乗レビュー・試乗レビュー・9段階評価・ヴォクシーに関するカスタム事例
2024年07月13日 09時46分
カーシェアとかのレビュー載せてる自己満アカウント ※素人記事なので苦手な方は見ない方が良いです。
レンタカー・カーシェアシリーズ 再レビュー編
トヨタ ヴォクシー(4代目 90系)
続いて90系ヴォクシーをじっくり乗って試してみることにしました。以前90系ノアのガソリン車をレビューしてますので、それの再レビューと解釈してもらって大丈夫です。
90系ヴォクシーとは?
『トヨタミディアムクラスのミニバン、「ヴォクシー」(VOXY:ネッツ店)/「ノア」(NOAH:カローラ店)。今回、フルモデルチェンジを行い4代目となった。ラインアップは「ハイブリッドS‐G」、「ハイブリッドS‐Z」、ガソリン車の「S‐G」、「S‐Z」を設定。それぞれ2WD、4WD車を用意し、「ハイブリッドS‐Z」、「S‐Z」には7人乗り、「ハイブリッドS-G」、「S-G」には7人乗り、8人乗りを設定。ガソリン車のエンジンは2.0Lダイナミックフォースエンジン(M20A‐FKS)にDirect Shift‐CVTを組み合わせることで力強くダイレクトな走りと優れた燃費性能を両立し、ガソリン車としてクラストップレベルのWLTC走行モード燃費15.1km/Lを達成。Direct Shift‐CVTには、マニュアル感覚のシフトチェンジが楽しめる10速シーケンシャルシフトマチックを設定している。ハイブリッド車は1.8L直列4気筒DOHCエンジン(2ZR‐FXE)を採用。全ての電動モジュールを刷新し、モーター・バッテリーの高出力化とシステムの高効率化により、ミニバンにおいても心地よい加速と優れた燃費性能を高次元で両立。WLTCモード走行燃費はクラストップレベルの23.4km/Lを達成。エクステリアは、先鋭かつ独創的なスタイルを追求。フロントは、ラウンディッシュな薄型アッパー部と分厚くスクエアなロア部の組み合わせによってコントラストの強い立体構成と個性的なグラフィックを実現。さらに、怪しく光る特徴的なフロント/リアランプによって夜でもその存在感を強調している。インテリアは、ブラックアウトしたスリムなフロントピラーや水平基調で低くワイドに構えたインストルメントパネル、ドアトリムに加え、アシストグリップやエアコン吹き出し口など機能的に配列したルーフ周りが、スッキリとした見晴らしの良い開放的空間を実現。安全装備は先進機能を付与し、機能向上した最新の予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」を搭載した他、パワースライドドア装着車に「安心降車アシスト(ドアオープン制御付)」をオプション設定。駐停車時、パワースライドドアを開け降車しようとした際に、後方からの接近車両(含む自転車)が開いたドアもしくは降車した乗員と衝突する可能性が高いとシステムが判断した場合、車内への注意喚起に加え、スライドドアの途中停止またはオープン操作をキャンセルする。ボディカラーは新色「マッシブグレー」を含む全6色を用意。』
(goo-netより引用)
基本的に中身はノアと一緒です。今回の車両はガソリン車のS-Gグレードです。新車価格は309万円、四駆が328万8800円です。
外観
外観は、フロントは結構厳つい印象ですね。メッキパーツが多めに使われていたりと、私はこの外観はイマイチ好きではないですね。サイドはこのグレードだとホイールがグレー塗装の物です。リアはテールランプがメッキ塗装されて繋がっており、結構良いデザインだなとリアは思いますね。
内装
ドア側は、上の箇所がソフトパッドが使われており、C28と比較すれば質感は良いかなと感じますね。ドアの開閉は、ボディ剛性はそこまで良くはない印象です。インパネを見ますと、ダッシュボードとかはカチカチのハードプラです。中間側はソフトパッドが使われており、質感は309万円にしては悪くはないかなと思います。室内照明はLEDです。シートですが、やや固めで弾力はあるシートです。質感は普通のファブリックです。今回長距離乗りましたけど、腰痛は出なかったので問題はないと思います。シフトはストレート式です。エアコンはボタン式で、メッキ装飾されています。一応シフト隣のプラスチック素材は外せます。ペダルレイアウトは良く、足をパンと出すとしっかりブレーキを踏めます。続いて助手席。計測しますと、19cm〜平手が入らない程の空間があります。2列目ですが、ドア側は質感が落ちており、ハードプラです。悪いですね。シート自体は1列目と変わりません。身長177cmの私で、頭上空間が拳5.5個、足元空間が40cm〜平手入らない程の空間があります。角度調整はできます。3列目です。足元空間は2列目を適切な位置にして22cmです。シート自体は少し柔らかくなりました。長距離乗ると腰痛出るだろうなとは思います。
ペダルレイアウトは問題無いです。給油口はレバー式です。
ボンネットはやや見える状態で、一応車両感覚は掴める方です。ワイパーは私のポジションだとボンネットの張り出し箇所に隠れてますので、まだマシです。
グローブボックスは容量大きめです。
中間にカップホルダーがあります。
ここを外すとUSBがあります。タイプCです。ナビ接続もできます。
助手席はティッシュが入りそうな収納があります。下側にも蓋なしの収納が。
荷室
大体ですが幅121cm、奥行き39cm、高さ122cmです。
床下収納もあります。60系も広かったですが、90系も広いです。
荷室の照明は消せません。残念です。
3列目を跳ね上げました。3列目自体はシートを倒すとすぐに跳ね上げしてくれるので良く、さらにすぐにロックされるので素晴らしいです。ただ欲を言えば床下格納なら良かったです。奥行きは121cmになります。
2列目と3列目を繋げますと、良い感じに寝れそうなスペースが出来ました。マット敷けば寝れそうです。
タイヤ
このグレードは16インチのアルミホイールです。上のグレードで17インチアルミホイールになります。そちらも以前乗ってはいます。トーヨータイヤでした。タイヤが擦りまくっているからかボロボロです・・・。
ヘッドライトを点灯させました。LEDです。
搭載エンジン
M20A-FKS型の170馬力です。CVTになります。RAV4とかUXにも使われるエンジンです。アクセルやブレーキは問題ないです。ブレーキは先代型はブレーキタッチが悪く、5割くらい踏んでも効かないブレーキでしたが、改善されています。ただし1割くらい遊びで、そこから減点レベルではないものの、少しガツンとなるかなという印象です。ただ、以前レビューした60系・70系よりもしっかり効いてくれる印象です。加速性能は、2.0リッターにしては普通ですね。気のせいかもしれませんが、セレナよりかはパワーはある印象は受けました。静粛性やロードノイズは悪くはないです。現代の車としては並レベルです。停車時は微振動が無く素晴らしいですね。ハンドルは先代型はガソリン車だとかなり軽い印象でしたが、良くはなりました。違和感は無くなっています。サスペンションはやや硬めです。先代型はサスペンションが硬く、ガソリン車・HV車共に対して大きくない段差でも車体がガタガタ振動し、安定していない印象がありました。それが改善され、そこまで大きくない段差なら上手く振動を収束してくれるようにはなりました。ここは良いポイントです。高速道路も乗り心地良かったです。加点です。直進安定性もしっかりある印象でした。で、電動パーキングブレーキはオートブレーキホールド機能付きです。ただメモリーはしません。また解除の仕方は微妙で、解除されると少し車体がガクンとなり、自然じゃないなという印象です。ではまとめましょう。
まとめ
良いところ
・ストレート式シフト 節度感は⭕️
・ペダルレイアウトが良い。
・2列目と3列目がしっかり倒れるので車中泊にも最適。
・サスペンションが良くなり、乗り心地が良い。+0.5点
悪いところ
・ブレーキがイマイチ。少しガツンとはなる。
・オートブレーキホールドは解除がイマイチで、少しガクンとなる印象。
評価:5.0点 素晴らしいです。購入推奨。
改めて乗りましたが、やはり5.0点だなと思いました。この車は、特段大きなクセが無く、乗りやすい車です。セレナはイマイチでしたが、この車なら家族も安心して移動できそうな感じがあります。ただ、悪く言うなら外観以外は没個性的です。乗り心地はセレナの方が上ですし、エンジンの気持ち良さはステップワゴンの方が上です。もし購入検討されているのでしたら、求めている点によって変わるかなとは思います。特にそれらの点を気にしないのであれば、ノア・ヴォクシー選ばれるのが無難かなと思います。リセールも良いので。