長島◯ークスさんが投稿したハイエース200系・エアサス・エアサス故障・エアサスはモテるらしい・エアサス修理に関するカスタム事例
2022年04月10日 20時32分
みんながやってることやってもさ。
常連のお客様。
結構いろんなキラーパスをくれます。
エアサスの微量な漏れが何年も続いていてストレスで、エアサスを辞めたいくらい悩んでるとのことで、調査と修理を依頼されました。
キャンピング仕様の室内ベッドの中にエアサスキットが組まれています。
オーナーにも、家に停めておいてコンプレッサーが回る状況や、エア漏れを感じるタイミングなど緻密な調査をしてもらい、話を聞きながらどのあたりからの漏れの可能性が高いかイメージを掴みます。
車高は上げて停めておいても下がることはなく、次に乗ろうとするとエアーを満タンに貯めておいたはずなのにすぐにコンプレッサーが回り出すとのこと。
そして車高を下げてしばらく停めておくと、タンクのエアーが空になってるようで、エンジン始動後すぐには車高が上がらないとのこと。
つまり電磁弁より手前からの漏れが確定。
電磁弁ユニット以外の部分の外部への漏れはなく、カバーで覆われている電磁弁ユニットをバラし、漏れ調査したところ、電磁弁4つ全部からエア漏れを発見。
電磁弁をバラしてみると、Oリングの経年劣化でした。
ついでにコンプレッサーが20分くらい回らないとエアーが貯まらないということで、コンプレッサーの劣化もみられた為、メーカーにOリング交換とコンプレッサーを注文。
Oリング交換は大変なことではないけど
このユニットから全部をバラすのが結構手間なので、メーカーさんに任せてしまいました。
電磁弁より手前側が漏れてる場合、判断材料が乏しいのと、圧力スイッチの不良や、コンプレッサーの能力低下の時にわかりやすいように、エアータンクにゲージを増設。
ユニットとコンプレッサーが届いたので取り付けし、動作確認。
125psi程度で圧力スイッチが働き、コンプレッサー停止。その後、一晩放置して圧力降下は見られない為、漏れは止まったものと判断出来ました。
配線、ホースなどを整えて掃除をして作業完了しました。
ちなみにコンプレッサーがダメになった理由は、1番最初に起きたチェックバルブの漏れ(リーク)により、コンプレッサーに不要な圧がかかったものと思われます。
エアサス便利だよ。俺は別にいらないけど。