自滅の刃 さんが投稿した父の愛車・思い出に関するカスタム事例
2019年11月06日 22時08分
自滅の刃の中の人、ダースベイダー岡田です
写真は拝借した物です。
今は亡き私の父が夢に出てきたので父の愛車(私が物心ついた頃から)を紹介したいと思います。
昭和42年式のグロリアで、通称縦グロなんてよばれたりしています。その名の通りヘッドランプが縦に配置されているのが由来です。
当時父は昭和42年生まれで22歳。私は昭和62年生まれで2歳。自分の生まれた歳の車を乗っていた訳です。そして恐ろしい事にこの車しかうちにはない。メインがこれでサブの車は無い。今の日本車なら20年落ちの車でも平成10年式とかなのである程度安心して乗れますがさすがに平成元年から20年落ちの車となると色々不具合もありました。それを普段乗る車として扱ってたのですから私から見れば尊敬に値します。
ちなみに私の気に入ってた点はフロアマットをめくると地面が見えた事。
気に入らない事は三角窓が2歳の力では開かない、サイドウインドウも手回しのレバーが固くて開かない事。フロアの腐った穴を見てると父親が軽くブレーキを踏みダッシュボードに頭をぶつける事。
※この車にはシートベルトがそもそもありません。チャイルドシートという概念も無い時代なので現代では真似しないで下さい!頭をぶつけ過ぎて息子が車バカになります。
そんなこの車も度重なる故障などによりメインの車の座を奪われる時が来ました。
そして父親が新車で購入した唯一の車。ダイハツミラ・パルコです。ここからはネットで拾ってきた情報を抜粋した物です。
2代目ダイハツ ミラパルコは、3代目ミラであるL200型の特別仕様車として、1991年6月に発売されました。1990年の軽自動車の規格変更にともない、L200型の排気量は先代の550ccから660ccにアップしています。
初代モデルと同様に、2代目ミラパルコにもパルコシートをはじめとする専用装備が与えられました。2代目パルコシートのデザインは、大きな「PARCO」のロゴが特徴的。ロゴ部分には1文字ごとに異なるグラフィックが入っており、エキゾチックな仕上がりです。このほか2代目ミラパルコには、ロゴ入りアルミホイールやフロントエンブレムなどの装備が用意されました。
当時の私の印象としてはまず、エアコンが付いて快適。シートも今で言う東レのアルカンターラのような触り心地でビニールレザーみたいに蒸れない。
窓もパワーウインドウで今度は自由に開けられる。
不満な点は3ドアなので家族全員で乗る時はいちいちシート倒して後ろに乗る。乗車時に後部座席から操作できるフロントシートを倒すペダルを踏むと前に座っている母にクソ怒られる。(当たり前だわな)
この車は外観はノーマルでしたが唯一違ったのはホーンが通常ならやってもヤンキーホーンですが父親曰くそれじゃあ面白くないという事で重低音が強いビッグホーンを搭載して、エアタンクとコンプレッサーも装備した謎仕様。鳴らし過ぎると小さいエアタンクとコンプレッサーでは追いつかないので鳴らないし後ろでコンプレッサーが頑張ってる音が車内に鳴り響く…。そしてこの車は私が記憶している限りだと10代前半まではうちの主力車種でした。
続く