アルトバンのSIRAKOBATO超理論・グラウンドエフェクト・ディフューザー・センターポンツーン・リアアンダーパネルに関するカスタム事例
2023年05月14日 09時25分
手作りのEighthさんのディフューザー
「リアアンダーパネル」
実はこれ
素晴らしい働きをしているのです
※リアアンダーパネルのタブをクリック
3番目の記事です
Eighthさんのリアアンダーパネル
後ろがそれほど 跳ね上がっていなく
サイドも地面まで伸びていないので
後ろの部分で 負圧が起こらない
このことで床下には
効果がないのでは、?
実はそうではないのです
イメージにすると
私のセンターポンツーンは力技で
Eighthさんのリアアンダーパネルは
スマートな方法で
床下の空力の改善を行っているのです
まず ボディの表面の空気の流れ
なんか、だいたい 空力を説明している人
上の 左の状態で説明していますよね
でも 実際は車が動いているのであって
ボディの表面の空気の流れ
そのような動きをしていないのです
実際には右側の状態
ボディ 表面近くは
車が走った方向に空気が流れ
少し離れたところでは
空気は止まっているのです
このボディ 表面の空気の流れ
実際にはどのようなことが起こっているのでしょう
ボディ 表面で車の方向に流れた空気
その空気に
ボディから少し離れて 止まっている空気は
引き寄せられるのです
そのため ボディ 表面には
必ず 渦ができる
この渦が上の図のように
ボディの表面に対して
縦の渦を起こしていれば問題はないのですが
実際にはカルマン渦 などの影響で
ボディ 表面は
縦の渦 横の渦
横の渦の右回り
横の渦の左回り など
複雑な渦を起こします
これを皆さんは 乱流と呼んでますよね
乱流によって
車の表面はスムーズに空気が流れず
圧力が上がってしまう
その乱流によってスムーズに流れない
床下の空気は
圧力が上がってしまうので
車を浮き上がらせるような状態に
Eighthさんのディフューザー
リアアンダーパネルには
縦のフィンがついていますよね
この縦のフィンによって
表面を動く 乱流は 整えられ
空気は表面に対して縦の回転を起こします
そして空気の流れは
音速のスピードで 引っ張られると
説明しましたよね
そう、この縦の回転という形も
周辺に伝播するのです
縦のフィンによって
このように周辺 も
綺麗な流れに変わるのです
そして、このリアで整えられた
空気の流れはスピードを上げますので
それは前方にも影響する
空気は音速のスピードで引き寄せられる
流れの形を伝播する
そのため
フィンをつけられた ディフューザーの前方
にもその影響力を与えるのです
そう つまり
縦のフィンによって
前方の空気を整えられる
縦のフィンによって
車の床下の空気の流れが
ボディに対して垂直な空気の渦に
整えられるのです
この表面に対しての縦の渦
以前 トンボの羽でも紹介したのですが
ベアリングのような効果を発揮する
縦の渦の外側では
非常にスムーズに
空気が流れるのです
Eighthさんが作成したディフューザー
リアアンダーパネルは
縦のフィンによって空気を整え
その整った空気は 床下まで及び
通常 床下の乱流によって起こる
気圧の上がる空気
それを打ち消すことができるのです
次は
力技 とスマートな床下の空力パーツ
その両方を実践している
「旧型フィット」さん
その空力パーツ の 影響と 理論
そのことについて解説しますね
本当に驚くほどの
床下の処理です
では、カミングスーン😊😉👍