アルトバンのSIRAKOBATO魔改造・SIRAKOBATO超理論・コアンダ効果・空力・燃費向上に関するカスタム事例
2022年08月28日 07時54分
超理論は今では現実に使われています
SIRAKOBATO超理論、、、
それはコアンダ効果が
車体の空力に与えてる影響が大きい
ベルヌーイの定理
それには間違いがあって
みんな空力について
間違った解釈をしているのです
では、プリウス PHV における
超理論について説明します
以前、静電気除去することで車表面に流れる
空気の流れをきれいにし
車前方の角の丸みを活用すると
斜め前方にコアンダ効果が起こり
車が前に進みやすくなる
そのようなことを話しましたよね
でもプリウスPHVは
車、前方の角に透明なパネルを用いて
この角で起こるコアンダ効果を消してしまっている
これは燃費向上にならないんじゃないの
と疑問を持つでしょう
このプリウスPHVの角にある透明なパネル
これはフロントタイヤハウス内の
気圧を低減している
車のフロントに当たった空気は
横に流れますよね
横に流れた空気を
このパネルでさらに
車から離すような流れをし
タイヤハウスの横の空気が
タイヤハウスから大きく離れて流れるのです
離れて流れるため
タイヤハウス内の空気を積極的に
外に出し
タイヤハウス内を負圧にしているのです
なぜこのようなデザインを
新しく採用しているのか
それは今の車がデザイン優先のため
タイヤをできるだけ四隅に押し出していますよね
ですのでタイヤの回転で空気の抵抗になる
その状態がより多く起こってしまうのです
※昔の車はフェンダーからかなり内側にタイヤが
これはタイヤが与える空気の抵抗を
より少なくするために
タイヤが内側にセットするような
デザインになっていたのです
線で書くとこんな感じですね
車の全面に当たった空気は
横に流れます
その横に流れた空気を透明なパネルで
サイドのフロントフェンダーから
離すような空気の流れにします
この事でタイヤハウス内の空気が負圧になり
タイヤの回転によって
空気との摩擦で抵抗になっている
それ自体を低減させているのです
※特にタイヤ上面では
タイヤは進行方向と反対に動きますよね
タイヤの上面はスピードの2倍で
空気と接触しているのです
この部分の気圧を下げることができれば
タイヤの回転による抵抗はとても下げることができます
飛行機が効率よくスピードを出す
ように飛ぶには高い高度を使いますよね
それは気圧の低いところを飛ぶ為
空気抵抗が少ないのです
次にテールランプから繋がる
リアの樹脂の部分のデザインですね
ここはコアンダ効果を
消すようにデザインしている
プリウス PHVを
設計した人は本当によくわかっています
本当に良いデザインです🤗🤗
これは前々回かな
その時に説明した
コアンダ効果をなくすためのデザイン
後ろの面を引っ込ませるようなデザインです
このような工夫をすることによって
物体の後ろの角でコアンダ効果が起きない
上の図の説明では渦と書いてありますが
渦ができるというのは
空気が流れている物体の後ろ角で
コアンダ効果が空気を曲げているのですが
その曲がりが極端に強いと
その強烈に曲げられた空気は渦を巻くのです
よく空力の説明で
渦が巻くといけないとか説明してますが
問題は渦ではないのです
渦がボディを引っ張っているわけではない
その渦を起こしている場所
その場所で急激な曲がりを起こして
コアンダ効果がボディに力を加えているのです
空力を説明している人
ここのところでも間違っています
渦が空気抵抗を増やしているのではなく
渦を発生させている場所
その場所で急激な曲がりが起こっていて
斜め後方にコアンダ効果の力が起こっている
多分この辺りも大学での説明で
渦が、、、、
とか言っているでしょうが
それは結果であって原因ではないのです
次にここの部分ですね
プリウス PHV のリアの造形は
横の部分をあまり後ろに伸ばしていません
この形のままではサイドに
コアンダ効果を起こしてしまいますね
上の写真の丸く囲った部分
この部分に突起を作っていますよね
これは前回に紹介した空力改善テープ
空力改善テープと同じ考え
コアンダ効果が起こる
ボディ後面角のカーブの前に
段付きを作って
渦ができるようなコアンダ効果を発生させる
その渦を発生させることによって
ボディ後ろ角で起こるコアンダ効果を
なくしているのです
こんな細かいところにも
SIRAKOBATO超理論
使われてますね🤔
ここはリアバンパーの角の部分です
ここにも透明なパネルがつけられていますよね
これはまさに
リアの角で起こるコアンダ効果をなくすための
空力デバイスです
この透明なパネルによって
リアの丸みの部分で起こる
コアンダ効果
それが起こることによって
斜め後ろに加わる力
その力を透明なパネルによる空気デバイスで
空気の流れをボディから離し
コアンダ効果をなくしている
いや本当によく出来ている🤔🤔
一つ文句を付けると言うか
提案したいことがあるのだけども
フロントバンパー下の処理
下の部分が平らで
上の部分が前、斜め下に下がっていて
空気をエンジンルームに送るような
設計になっていますよね
この形のデザインはもったいないです
ここの部分の設計は
上の部分を平らにして
下の部分、前が上に持ち上がるような
綺麗なカーブをデザインして
その綺麗なカーブの部分で
斜め前方下にコアンダ効果が起こるような
そのような形に変えた方が良いです
床下を綺麗な平面にして
綺麗に空気が流れるようにしている
プリウス PHV
せっかく綺麗に空気が流れるようにしたのに
今のこのバンパー下のデザインでは
無駄になっています
この綺麗に流れる空気
バンパー下を上に持ち上げるような
デザインに変更して
よりコアンダ効果を活用するような
そのようなデザインに直すと良いと考えます