ロードスターのマツダ・ロードスター ・ホイールスペーサー・ハブボルト・ホイールに関するカスタム事例
2021年06月09日 20時58分
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純正ハブボルトで限界と言われてる5mmスペーサーを使うとどんな感じなのか確認してみた。
正直スペーサーはおすすめは出来ないけど、微調整には便利なので重宝しますよね。
かと言って、スカスカの汎用品はさすがに使わないですが。
純正ナットは袋タイプですが、ネジ山を切ってある部分の寸法を測ると約12mmで、両端は無効山があるので10~11mmが有効ネジ山と言ったところでしょうか。
マツダはピッチ1.5なので7山半くらいが掛かり代と言う事になります。
んで、5mmスペーサーに純正ホイールの組み合わせだと、計算上はネジ長が約12mm残る。
計算上は8周締められますが、増し締めまで含めて7周半くらいでした。
どんな感じなのか目視で確認するために用意した貫通ナット(写真)は全長で約16mm、ネジ部寸法は約13mm。
実際に締め付けると1山ほど余って見た目はこんな感じ。
無効部分と余りのネジ長を測定すると3mm弱なので、約13mm締め込んでいる事になります。
専門家ではないので判断は難しいですが、ネジについての文献を確認すると6山、または無効山を考慮してネジ径と同寸法通せば強度は出るとか。
この理屈なら確かに5mmスペーサーまでは問題ないと言う事になりますが、やはり締め代を見てしまうと気分的には3mm以下が無難な気がします。
また、単純な固定と違い強い入力もある部分なので、ネジが浅い位置にあるとボルトへの負荷も気になりますよね。
ロングハブボルトに打ち替えれば掛かりは全く問題ありませんが、負荷に対する強度は別問題ですから、基本はスペーサー無しで使った方が良いのは言うまでもありません。
いやね、最近私の周りでKYO-EIのロングハブボルトが折れまくっているので、はたして単純にネジ山が十分掛かっているからと言って、本当に安全と言えるのかな?なんて思いまして。
TE37Vの干渉チェックとスペーサーの安全性検証の記事は以下のページに掲載しています。
https://kunugi-runner.com/2021/06/15/5701/