ロードスターのドラテクに関するカスタム事例
2023年07月26日 21時47分
ブリッピングのために作った減速比(変速比)テーブル。
結構、役に立っていて山勘でシフトチェンジするより習得が早い。
カタログの諸元表から簡単な計算で割り出せます。
Macで作成してクラウドで保存することで乗車中にスマホで確認することができ便利でした。
今では回転差の数値が頭に入ったので、そんなに見ないけど役に立ったのでご紹介です^^
当初テーブルを作成した時、関数を入れて自動計算にしたけど「3271rpm」とか細かくなると数字が頭に入らないので切り捨て、切り上げして単位を100rpmで作成。
空白も目立ちますが、ストリートで現実的な回転数範囲に留めているため。
必要ない数値は覚えても無駄なので^^;
例えば、1500rpm以下とかはノッキングするし加速も悪くなるので使わないしね。
また、実際のシフトダウンでは、アクセルオフの失速分も考慮に入れないといけない。
60km/hでシフトダウンすれば、アクセルオフで失速して55km/hとか(道路の斜度によっても差が出る)になるので回転数がズレる。
また、車の回転計も200rpm単位なので細かく合わせようとするのに無理がある。
数値は少しファジーで良いし、半クラを活用してショックを吸収するのが大事。
減速比テーブルを作って分かることもあり、発進後1速から2速へのシフトチェンジは早い方が良いこと。
1速はすぐ回転が頭打ちになるので、2速に入れて加速していった方がスムーズで早い。
1速で引っ張る人も多いけど、シフトショックも大きくなるし発進に留めておいた方がスムーズ。
自分は1速でクラッチ繋げたら即2速へシフトアップしています。
2速は40km/hで3000rpmなので、街中なら2速で引っ張ってから3速を飛ばして4速入れても良いかな?
とかも、数値で分かるようになる。
エンジン音で判断とか聞くけど、山勘でシフトチェンジになりやすいので速度に対する回転差を数字で頭に入れた方がいいと思う。
車によって減速比の違いは大きく、各ギヤの守備範囲が全く違う。
今回はロードスターNDの場合であって、WRX STI、GR86は減速比が違うので変速タイミングが全然変わってくるのが分かる。
なので、ネット上の情報を鵜呑みにするとダメで車種によって違うということが注意点です。
自分の車の減速比(変速比)テーブルを作ってみるのは面白いし発見がある。
ドラテクの上達が早くなると思います。