レガシィB4のいつもいいね＆コメントありがとうございます・事故には気をつけよう・事故・今年もあとわずか・キリの整備記録簿に関するカスタム事例

キリです。
今日は21年前に起こした大事故についての後編を投稿致します。

本日も真面目な思い出話となります。
繰り返しますが、少しでも多くの方に私と同じ過ちをしてもらいたくないという思いです。
今日も文章多めなのと長いですのでご了承を🙏🙇🏻‍♂️🙇‍♀️🙇

※※この投稿は決して良い話ではありません‼️

お巡りさん👮‍♀️登場で、早速その場で事情聴取が始まりました。
お巡りさんA→優しい30代前半位
お巡りさんB→怖い40代半ば位

お巡りさんA「怪我はない？」
私「特には・・・」
お巡りさんA「いや〜派手にやったね！」
私「ハハ・・・やっちまいました・・・」
お巡りさんB「ハハ・・・やっちまったじゃないよ！本当に怪我が無いのが不思議な感じだよ！！」
何だか既に怒っている。
お巡りさんA「何キロ位出してたの？」
私「80キロ位ですかね。」
※すかさず嘘をつく。
お巡りさんA「ふ〜ん。で、何でこうなったの？」
ここで80キロ走行で滑ったと話す。
お巡りさんA「ふ〜ん。でご職業は？」
※多分嘘なのは分かっている様子だがこれ以上の追及されず。
私「車関係の仕事を・・・」
そこで、話に突然割り込んできたお巡りさんB
お巡りさんB「お前！車に携わる仕事をしていてこんな事故起こして何考えてんだ！！」
凄く怒っている。
お巡りさんA「何でこんな所走ってたの？お住まいとは随分違う所だよね？」
私「嫁の実家に向かう予定でした・・・」
お巡りさんA「ご結婚してたの？栃木とは方向ずいぶんと違うけど・・・」
私「分岐を間違いまして、引き返す途中で」
お巡りさんA「ん？奥さん乗ってないの？何で？」
私「先に栃木に帰っています。お腹に子供がいて・・・」
と私が喋っている途中に遂に大爆発するお巡りさんB。
お巡りさんB「お前！！これから父親になるんだよな！！何を馬鹿な事をしてるんだ！！怪我が無くて本当に良かったけど、もし死んでたら奥さんは未亡人で子供には父親のいない子になってたんだぞ！！」
この時、殴りかけられたのを覚えいます。
お巡りさんAが止めてくれたおかげで怒鳴られただけでしたが、学生時代に叱られた以上の腱膜だったのはたしかです。
お巡りさんA「まぁ、若気の至りもあるかもだけど、今後は気をつけるのだよ。でもこれだけは覚えておく様にね。お巡りさんBにあれだけ怒られた意味を。きっと君が大人になったら本当の意味が分かる。」
その時の私はただ自分が事故で怪我が無かっただけで今後気をつければ良いだなと思っていました。
一歩間違えていたら死んでいたかもしれないけど・・・
と言う今思えば、何て軽い事を考えていたのしょうか？
きっと今の私がその時の私を前にしていたら、300%ぶん殴ります。
この意味は21年経った時が事の重大さを教えてくれた事もありますが・・・

そして事情聴取も終わり、解散となり公団の方には高速を下りて流通センター前まで運んでもらいました。
そこでJAFへ連絡してレッカー依頼。
ここで時間は夜中の3時なのと嫁から鬼電が入っている事に初めて気付いた私。
私は嫁にここで連絡。
嫁「あ、やっと出た。何時位にこっちに着くの？」
私「事故った。」
嫁「え？・・・」
とりあえず、嫁絶句。
私「高速で事故って、車が大破してる。」
嫁「怪我は？で今どこにいるの？」
私「流通センターの前でレッカー待ってる。」
嫁「何でそんな所にいるの？意味分かんない。」
私「事情を話せば長くなるんだけど、とにかくレッカーで車屋に運ぶから、また連絡する。」
電話を切る私。
ここで私は事情を話す事も出来たのですが臨月の嫁に言葉選ばず説明するのはまずいと咄嗟に思った行動でした。
でも、年末の大晦日でもありレッカーで2時間位は待ったと思います。
車の中で待っていたのですが、当然ながらエンジンはかからず寒い中で待っていたのを思い出します。
たまに外に出て潰れたレガシィを眺めながら・・・
ここからお世話になっていたのが調布の方の車屋だったのでそこまでレッカーで運び、車をとりあえず調布の車屋へおかしてもらう事に。
駅に着いたのは朝の7時位だったか、まだ薄暗い中で駅で嫁に再度連絡。
このまま自宅に帰るより、嫁の実家に電車で帰りとりあえずは顔を見せた方が良いと思い、これから電車で帰る事を伝える。
嫁「分かった。待ってる。気を付けて。」
京王線に乗り込み、席に腰掛けると全身が少し痛い事に気付く。
そして10時位だったか嫁の実家に着くと・・・
とにかく泣き叫ぶ嫁。
激怒りの義理父。※この時が最初で今までで最後の説教である。
この状況、かなりの修羅場だったのを覚えています。
そして冷えた体とコーヒーまみれになった体を暖める為、風呂に浸かりとりあえずその日はお昼位に寝たかと思います。
起きた時は全身筋肉痛で、大変な事になっており、実は21年経った今でも寒い日は首が痛くなります。
この事故での損失として
・結果的には全身打撲
・修理総額は記載出来ませんが、車両保険のおかげで支払いは無しでした。※因みに車は歪んでました。
ここまで当時のあった事を、淡々と書かせて頂きました。
この時の事を思い出しながら書いておりますが、改めて自分は馬鹿だったな。と自分に対して怒りが込み上げてきます。

では、ここから総括といきます。
まずお巡りさんBの言葉の意味は年々時が経てば経つ程、恐ろしい位に心に突き刺さります。
考えると、たまたま他の車を巻き込まなかった事が良かった。
・仮に他人を巻き込んでいたら・・・
・もし自分が死んでいたら、次男もいなければ三男も今頃存在していない。死んでいないにしても障害が残っていたらどうなっていたか？
今の当たり前の生活が確実に無くなっていた事になります。
自分の軽い考えによってです。
父親になるという自覚も欠けていましたし、事の重大さを知らない「若気の至り」ではやって良い事といけない事があるのです。
大抵の方々が人を殺める事な自分が死ぬ事怪我する事等、望んでいる人はいません。
車という凶器に乗っている事は決して忘れてはいません。
どこで何があるか何かは分かりません。
防ぐ為には、只々限界まで安全に配慮するしかありません。
それでもぶつけられたり、外的被害に遭う事もあるかもしれませんが、こちら側が防ぐ事も可能な時もあります。
この投稿を読んで頂いた方々に伝えたいのは、交通ルールをしっかりと見直し、尚且つ穏やかな気持ちで運転をする事です。
当たり前の生活は、何もなければ普通に守られ、何もなければ無駄な出費もない訳です。
当たり前の普通の生活がどんなに大事で幸せであるかを今を感じてもらいたい。
お金で車は治る様に思えますが、一度事故を起こした車はクラッシュパターンが変化し、実際には安全を絶対的な保証は無くなるのです。
皆様の大事な車がそうなるの嫌ですよね。
私は絶対に嫌です。
今を大事に、当たり前の生活を噛み締めましょう。
年が経つにつれて、口うるさい父親になっていく自分がいます。
こんな経験を子供達にしてもらいたく無いからで、ましてや他人様に絶対に迷惑をかけてもらいたく無い一心です。
皆様、年末は色々な車が走っています。
とにかく安全運転で事故なく、防げる事故は未然に防いでいきましょう！！
因みに今回の写真達は今のキリレガにC型ホイールを履いている時の写真です。
これは気に入っていたからだけでなく、自分への見せしめも目的でした。
20年経った今年、無事故だったキリレガへのプレゼントとしてホイールを換えた次第です。
後、引き継いでいる部品がストラットタワーバー。
本当は事故車から使うのはあまり良くないのですがこれも見せしめ。
これを見る度に自分に言い聞かせる為。
大変長い投稿となり、大変申し訳ございませんでした。🙏🙇🏻‍♂️🙇🙇‍♀️
そして、ここまで拝見して頂きありがとうございました。
今後とも宜しくお願い致します。
それでは♪
キリでした♪