自滅の刃 さんが投稿したカスタム事例
2020年01月04日 19時03分
自滅の刃の中の人、ダースベイダー岡田です😆 今は特発性大腿骨頭壊死症とか言う難病で貧乏生活してます😭 だけど知恵と工夫でなるべく安く普通の車両をゲテモノにしてます🤤 CARTUNEを始めた時に乗ってたのがHA36Sアルトワークスで前からの見た目が何となくダース・ベイダーっぽかったのでこの名前になり、ダース・ベイダーのコスプレでオフ会参加して以降は何かしらコスプレして参加してますw 今はマジェスティ125でアカウント名通り鬼滅の刃のコスプレをして極希に現れます。
車磨き番外編!
この私が以前乗っていたシルビアヴァリエッタ。
ヘッドライトがやけに光沢あるでしょ?
これは磨きでは無く塗装仕上げです。しかもウレタン塗料ではなくそこらのホームセンターで最安値のアクリル系クリア塗装です。
引きの写真でもこの光沢と曇りの無さは分かるかと思います。どうやって完成させたか説明致します。
分かりづらいですが施工前は曇りと黄ばみがありました。深めの傷もあり研磨では限界があったので塗装しました。
でも、なんでアクリル系塗料を使用したのか分からない方もいらっしゃるかと思いますので簡単にご説明致します。
ウレタン系塗料は
丈夫で溶剤に侵され難い。
耐候性に優れる。
ただ、
高い。
2液なので混合すると時間制限がある。
対してアクリル系塗料は
安い。
溶剤で落とせる
ただ、
耐候性が低い。
溶剤に溶ける。
でも溶剤でヘッドライト清掃する人ってあまりいないですよね…。
耐候性も年単位の話だし塗装できれば問題ない。
そんな訳で安価で沢山使えるアクリル系塗料を使用しました。
塗り重ねれば塗り重ねる程深みが増す。
ウレタン系塗料を沢山使える経済力のある方はいっそのこと塗装屋に持ち込んだ方が安くて早くて安心です。
まずは足付けから。私は傷を消す為に600番のペーパーから始めて最終仕上げは800番です。この800番というのが絶妙で密着性も良好だし塗装で磨き傷も消せます。
そして十分な清掃と脱脂を行い塗装します。
まずは捨て吹きと言いざっと軽く塗装します。艶消しクリアでも吹いたのかな?位が丁度良いです。これで密着性が格段にあがります。その数分後に本番になります。気温や湿度によって乾燥時間は変わりますのでご注意下さい。
まずは一回一通り塗り少し乾燥。
これを×3セットくらいです。
感覚的なものなので難しいのですが少し塗装面を斜めから見たり焦点ずらして透かすように見たりすると塗膜の微細な凹凸がわかります。
この凹凸が激しすぎてもダメだし凹凸が無くなってしまえば十中八九塗料が垂れます。鏡面仕上げでない車のボディーを見ればわかりますが塗装に微細な凹凸がありますのでそれを参考にしてみて下さい。ソリッドの黒なんかは分かりやすいです。
自信のない方はどうでもいい鉄板やアクリルなどの塗料が染み込まない物で練習してみましょう。
練習の際は板であれば地面に置いて塗装するのではなく壁に立てかけたりして練習しましょう。
地面に置いて塗装するとまず垂れる事は無いので練習になりません。
塗装が上手くいったらそこで終わりにするのもいいですが更にチャレンジしたい方は数日間乾燥させて再度800番のペーパーで足付けして更に塗膜を厚くするとより深みのある仕上がりになります。
余談ですがかなりしっかりしたキャンディー塗装なんかは塗膜が7層以上になっていたりします。それにより深みのある艶やかなあのカラーリングを表現しているのです。
市販車だと一般的なのは3コートパールホワイトです。ホンダ車の一部は4コートだったりしますがたった4層です。
ヘッドライト自体の色を変えて尚且つ深みのある質感にしたい方は殻割りして内側からクリアブルーやスモーク、クリアイエローなどお好みの色で塗装するかひたすらクリアを外から吹いて途中でお好みの色を入れて更にクリアをかさねると上手くいきます。
参考にしてみてね!