ロードスターのワクチン接種2回目完了・読書・お迎えに上がりました。3・☆☆☆☆☆・竹林七草に関するカスタム事例
2021年09月13日 17時58分
R6年3月10日、2代目となる魂赤のNDを納車しました。 ドライブと読書と映画が好きなアラフィフオヤジです。 呼ぶときは「ハル」でお願いします。 フォローはコメントのやり取りのある方のみとさせていただきます。 言い合いになりそうな場合には、CTの規定に則り即ブロックします。 R6.3 「ハル@マグローズ🐟」から改名
今日はファイザーワクチン接種の2回目でした。
今のところは腕の痛みも痺れもなく、発熱もありません。
今夜から明日の朝にかけてが心配です😅
【読書記録】
【102】,『お迎えに上がりました。国土交通省国土政策局幽冥推進課3』竹林七草:著(集英社文庫)
あらすじです。
地縛霊となった妻のために移住を拒否する、超限界集落に一人残った老人。
就活に破れ、死神に取り憑かれた元同僚。
そして存在が消えようとしている火車先輩。
数々の困難に立ち向かう夕霞は、美味しい牛丼のために今日も全力で頑張る——
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このシリーズの主人公・朝霧夕霞の魅力は、なんと言ってもまっすぐさでしょう。
自分の過酷で不幸な生い立ちにめげることなく、他人のせいにするでもなく、心が折れかけても踏ん張る力強さがある。
自分がどれだけ貧乏でも、他人のために労力も惜しまない。
せっかくのチャンスがあっても自分のためには使わず、地縛霊などすでに死んでしまった〝元国民様〟のために惜しげもなく使い切る。
まさに公務員の鏡です。
正面切っては言いませんが、辻神課長も火車先輩も、夕霞の実力はしっかりと認めてくれている。
そんな熱血お仕事小説です😊
働いていない学生さんにはイマイチピンと来ないでしょうが、働くということの本当の意味での喜びや辛さがリアルに描かれています。
確かに地縛霊や妖怪など超常的な存在が出てきますが、この作品の真の骨子はそのリアルさにあると思います。
読書は知らず知らずのうちに、夕霞を心から応援してしまう。
そんな魅力がある主人公で、人を惹きつける魅力のあるストーリーです。
文庫本で文量も少なく、あっという間に読み終えてしまいます😅
ちょっとした待ち時間のお供にもいい作品だと思います♪
続きが楽しみでしょうがない🤩
☆☆☆☆☆星五つ