紫さんが投稿した溶接・強度に関するカスタム事例
2023年03月30日 19時17分
自分からフォローしませんがフォローされたらフォロバします。 帰宅後や休日に自宅DIYで趣味のtig溶接が出来るように和室に200v 30Aの電源通して和室でtig溶接してます。 【趣味用 自宅保有機材】 250A AC/DC tig溶接機(100/200V) 溶接ポジショナー 新ダイワバンドソー 卓上ボール盤 卓上グラインダー サンダー ベルトディスクサンダー パイプベンダー 15t油圧プレス レーザー彫刻機 直流安定化電源
なぜ溶接で強度を上げれるのか
適当に片側だけ溶接した3.2mmの板を溶接してない側からハンマーで殴る
付けてない側から断裂する事なく母材が負ける
これは単純に溶かした母材+溶接棒で板厚が増すため。
溶接断面
半分溶かして溶接した場合は元の3.2,mm板より厚くなるため強度がでる。
特に溶接棒を入れて突き合せ溶接した場合の引っ張り強度は何もしてない平板と溶接済みを比較すると溶接して繋いだ板の方が引っ張り強度が高くなる。
これは裏抜けしない事は当たり前でなるべく途切れる事なく溶接した場合とアンダーカットが無い事。
よく聞くのが溶接したのに割れる
割れた箇所にも寄りますが、大まかに言うとまずちゃんと溶接されてない。
溶接した継ぎ目が割れた→裏抜け、連続溶接してない(ノンガス半自動とアーク溶接でよくある割れは溶接→止め→溶接→止めでちょんちょん付けてく黒い団子の数珠繫ぎ)これは溶接されてるのではなく辛うじてくっついてる感じ。
こうなるとアンダーカットだらけなので溶接してないビードの際は板厚が薄くなるのでビード横からも割れる。
出来れば止めずに走れるように。
俗に言う半自動溶接とはMIGやMAG半自動のことを言う。
見えないとこではある。が、魅せる と 見せれないは違うので更にリフトアップしたら丸見えになるので満足せずさっきよりもっと綺麗にやりたいと向上心を持つことが大事です。
専門ショップは機材も揃ってるのでやりやすいですが僕らみたいな一般家庭で自宅でやるとなるとなかなか難しいですね。
溶接強度順
tig溶接 → MIG/MAG半自動溶接 → 超えられない壁 → アーク溶接 → 超えられない壁(家庭用で強度を保てない為に製品対象外) →ノンガス半自動溶接
溶接外観順
tig溶接 → 絶対超えられない壁 → MIG/MAG半自動 → 超えられない壁 → アーク溶接 → ノンガス半自動
ここでtigのデメリット
風に弱い
初期投資が掛かるが中華製で十分
アルゴンガスが必要
施工者の腕に左右される
ちなみに鋳物を溶接するときに鉄用で溶接してはならない、鋳物用の棒をその為だけに購入するのは高すぎる。
そこはsus309を代用して溶接する事が可能。
投稿の8割が溶接関係で挙げてるが直交tigさえあれば鉄 ステン チタン アルミ 鋳物までいけるので溶接を検討してる人は先を考えたらあったほうがいいと思う。