sonic1962♪さんが投稿したヘッドホン・レコーディング・モニター・プロ用・オーディオに関するカスタム事例
2019年05月29日 19時37分
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MDR-CD900ST(SONY)
知る人ぞ知る
音楽業界(レコーディングスタジオ)御用達
モニターヘッドホン
アーティストのレコーディング写真とかでよく見ますよね🎧
誕生は1989年と古い。
CDがレコードにとって代わる頃の開発。
しかし一般発売はされずにずっと業務用として地道に少しずつ改良されながら今に至る。
型番にCDと付くのはその時代の名残りか🤔
このモニターヘッドホンをなんとか一般発売できないかとの声に応えて、95年以降は一般も買えるようになった。
昨年春にヨドバシで買った。
ご覧のように化粧っ気ひとつない箱w
中身は袋に入った本体と注意書?の紙切れ一枚w
そもそもこの機種の販売はソニーでなくて、ソニー・ミュージックコミュニケーションズ。
一般販売されてるとはいえプロ用業務機種。
なので他の一般製品のような保証書はないし、むろんポーチやケースなどが付属するはずもない。
作りは懐かしさを感じる。
まさに80年代のオーディオ製品によくあったそれ。
ゴツくなく軽めで機能的、デザインセンスのかけらもない😏
このヘッドホンの特徴はモニター用に徹した内容。
一音一音ひとつひとつ、ノイズ成分であるとか歪み、音階、メリハリ...とにかく聴き分け用途に秀でた性能を持つ。業界の人に言わせると「ヘッドホン界の顕微鏡」らしい🤔
よって、ある人に言わせるとこの機種は純粋に楽しむような音楽再生には向かないとある。
つまりは無味乾燥、ドラマチックな要素もない。普通にありのままに素の録音コンディションをさらけ出す。
逆に言えば一般市販の製品はそれぞれに脚色がなされているということか。
それはメーカーの違いだったり、同じメーカーの中でも立ち位置の違いだったり、それによりデザインや作り、仕上げかた、グレードにより価格も変わるし、使ってる素材も違ってくる。
もちろん音もニーズに応えたものでなくてはならず、各機種それぞれに表現の仕方や個性なんかが色分けされその違いは音に乗ってくるのだ。
だからこそのモニターヘッドホン。
個性や脚色などいらない。
必要なのは聴き分ける性能と使い勝手。
そしてタフさ。
あと、この機種はカスタマイズ性とメンテナンス性が魅力。
プロのハードな扱いに対応する為、ハウジングやパッド、フレーム等はもちろん、ドライバーやケーブルからビスの1本まで消耗部品の供給体制は確立してる。
つまりは、ひとつひとつの構成パーツを一から全部集めてこの機種を1個丸ごと組み上げる事すら可能なのだ。だからひとつこの機種を買ったらあとあと壊れても買い替える必要がない。延々とパーツ補充交換しながら半永久的に使えるのだ。
また、そういったひとつひとつの部品を改良したり強化するなど、カスタマイズを打ち出したコンプリート商品もある。
いわゆるこの機種のウィークポイントである「音楽鑑賞に不向きな点」について、この機種の持つ本来の能力にプラスして、あえて脚色をしてみることで音楽鑑賞用に向けたイジりもまた面白いのではないかという事。
MDR-CD900STのカスタマイズ製品に関してはまた次回に。