さなださんが投稿したインヒビタースイッチに関するカスタム事例
2025年01月29日 17時06分
大阪。元鈑金塗装屋です。
平成21年式 13万キロ
症状
クランキングしない。
キーオン状態にはなる。シフトレバーPからLにガチャガチャやってたらエンジン掛かった。
前に別のZ12でステアリングロックが故障したの思い出して嫌な予感したけど、ステアリングロックなら自然に直るなんて事無いかも、と思って色々調べたら、どうやらインヒビタースイッチ(シフトポジションセンサー?)が怪しいらしい。テスターでチェックするとやはりそんなエラーが出たので、とりあえずその後症状は出てないけど部品注文。
ちなみに日産に確認したらこの車両はステアリングロックのリコール実施済みとの事だったけど、施工が2013年らしいのでそれもちょっと不安。
場所はバッテリートレイ外したらすぐのところらしいので開けてみると、エンジンマウント辺りがバッテリー液で侵されてえらいことになってたのでとりあえず掃除から。
ヒーターホースが一本邪魔なので、ナイロンタイラップ(クリップ付きタイラップ)切ってフリーにして、緑のカプラー外してシャフトから抜いて元に戻すだけだけど、シャフトがサビてたら綺麗にしてから抜き差ししないと、途中で動かなくなってまぁまぁ焦る。メンテループでスッと入った。10mmのボルト2本で留まってる。
新品部品。プラスチックパーツだからバッテリー液も心配だし、この位置ならエンジンルーム高圧洗浄とかもやめた方が良いかも。
あんまり変わり映えしないけど無事交換完了。
写真ではアクセス良さそうに見えるけど、作業性が良いとは言えない場所なので、交換よりも掃除と純正のナイロンタイラップの除去のほうが時間かかった。
スイッチに連結されてるロッド機構がまぁまぁサビてて見た目ヤバそうなので、もし同じ症状になった人はとりあえず部品注文前に状態確認した方が良いかも。