S660のたっくんさんが投稿したカスタム事例
2022年11月12日 19時46分
かつては準競技車両のインテグラで鈴鹿サーキットを走っていましたが、2020年11月にS660に乗りかえました。もしどこかで見かけたら気軽に声を掛けて下さい♪ 車のある風景写真と、足回りのセッティング、洗車が好物です。 多忙でSNSをこまめにチェックできないので、こちらからのコメントやフォローは控えさせて頂くことをご容赦下さい。無言フォローで結構です!頂いたコメントには丁寧に返答させて頂きます。
フロントキャンバーをさらにネガティブにしたくて、テインのアッパーマウントを加工しました。
テインはフロントキャンバーが調整できますが、一番ネガティブに振っても、穴が余っています。
リューターで削りました。アッパーマウントがアルミではなく鉄だったので硬かった💦削りカスの鉄粉が大量に出たので、鉄粉除去の洗車をしなければ🤔
キャンバー角はフロント2.8度、リア3.0度で調整しました。
車高やキャンバー角を変更した際は、アライメントの再調整が必要です。タイヤはキャンバーがついて内側に傾くと、キャンバースラストと言ってハンドルを切らなくても内側に進もうとする力が発生するため、サイドスリップはトーインになります。
そのためサーキット仕様などでフロントキャンバーをつけた車が(スタンス系はシラナイ😪)、車検時にサイドスリップテスターでトーゼロにすると、アライメントテスターではトーアウトになることがあります。
タイヤの摩耗具合によってもサイドスリップは変わるため、必ずしもサイドスリップテスターのトーゼロ=アライメントテスターでのトーゼロとはなりません。
その違いを理解して調整する必要があるため、最終的な調整は試走をして現車合わせをするのが理想です。
路面には轍や傾斜があって凸凹なので、左右のタイヤにかかる抵抗は一定ではありません。何となくハンドルが取られる感じがする時は、トーをもう少しアウトにしてみたり、逆にハンドルは真っ直ぐなのに、何となく左右に流れる感じがする場合は、トーを少しインにしてみたりと、タイロッドを1/4回転させるだけでフィーリングは変わります。マニアックすぎますね😅
よくキャンバーを付けると内減りすると言われますが、キャンバー角が限りなくゼロに近いノーマル車は逆に外減りします。キャンバーがついていてもアライメントと空気圧が適正なら極端な偏摩耗をすることはありません。
また日本車は右ハンドルなので、仮に体重100キロの人が毎日一人で乗っていれば、右前タイヤに一番負荷がかかります。見た目では分からないくらいの摩耗でも、タイヤをローテーションするとハンドルのセンターが微妙にズレたり、感覚の鋭い方なら何となく直進安定性が変化することに気づくかもしれません。
とまぁ、マニアックなことを考えながらドライブをしていて、嫁さんも呆れていますね。きっと😅
フロントキャンバーを付けたことで、初期反応が遅れてクイックさが若干低下しましたが、コーナリング中の踏ん張りは増して自分好みのフィーリングになりました!