イッチーさんが投稿したル・マン24時間耐久レース・離陸事件・空力性能に関するカスタム事例
2019年04月29日 20時35分
5型RSのFDに乗ってます✋ 10年間島根県浜田市に住んで2020年から山口県に里帰りです。 山口県のクルマ好きの方々、これからもよろしくです✨ (追記:2019/02/11) ツイッターを始めました✨ bluefd3s_ikkyです。利用されてる方々もどうぞヨロシクm(._.)m インスタもやってます✋ forester_shoumaru
1999年のル・マン24時間耐久レースに出場してたマシン。
Mercedes CLR。はぁ〜、ため息が出るほどの格好良さ。
テレビで解説していた由良氏は『レーシングカーは車好きの夢を載せている』と表現するのも頷ける。
それくらいの格好良さですネ✨
ですがこのクルマ、ル・マンの歴史で永遠に語り継ぐであろう大事件を引き起こす、、、、、、
エンジンは5.8リッターのV8NA。
99年当時はガードが固く、テレビ撮影は難しかった。ボディカウルすら開けてもらえなかったw
でも時が経てばご覧のとーり、丸裸にされます(´Д` )
フロントセクションもリヤセクションも本当に綺麗な作り。ワクワクしますン✨
ドライバーの仕事場はこんな感じ。
ステアリングがちょっと市販車っぽいのはメルセデスの遊び心かも⁉️
これが例の事件。クルマが離陸するってだれが予想できたでしょーか(´Д` )
解説していた由良氏はまずボディワークに重大な欠陥があることを指摘。
前後のオーバーハングが極端に長く、また最高速を意識するあまり超どシャコタンなボディになってしまった。
その結果、下に入った空気が上手く処理されずに溜まり続け、スリップストリームを抜けた瞬間にフロントからふわりと。
この当時のワタクシはテレビで見てましたがあまりにも非現実的な出来事だったので本当に訳が分からなかったですw✨
奇跡だったのはブリジストンの看板に激突しなかったこと、着地した場所が伐採跡地で周辺に何も無かったこと。
不思議と火事は起こらなかったのは何より。モノコックが頑丈だっただけではドライバー無傷では済まなかったでしょうねー💦
この時のドライバーが日本で活躍中だったピーター・ダンブレック。
もう二重の驚き∑(゚Д゚)
実はCLRが飛んだのは1度ではありません。
これは本線前のウォームアップでのシーン。チームは対策としてフロントに片側2枚ずつカナードを追加。
が、小手先程度の対策でしかならず2度目はあの恐怖の事件へと。
ちなみに98年にはアメリカンル・マンシリーズでGT1ポルシェが、99年の同じアメリカンル・マンでBMW V12が同じ要領で離陸事件を起こしてます。