MR-Sの組付ミス・DIY・オーバーホール・ミッション・1人で出来るもんに関するカスタム事例
2020年10月29日 21時20分
3人がかりで載せたミッション。
この時は達成感で気付きませんでしたが、ドライブシャフトを差し込む時にオイルを塗っていて、気づきました。
インプットシャフトのスプラインにクラッチグリースを塗り忘れている事を。。。
正直途方に暮れました。
いっその事、塗らずにそのままでも良いかと思いましたが、やっぱり気持ち悪いので、1人で乗せ下ろしする事に。
流石に後輩にはもう頼めません💦
写真だとわかりにくいですが、ミッションの前後にラッシングバンドを縛り付けて、それをさらにラッシングでつなぎ、エンジンホルダーに止めました。
ガレージ ジャッキとパンタグラフジャッキをエンジンとミッションにかけます。
シフトコントロールを避けて縛ります。
準備ができたら、右側(ファンベルト側)のマウントを残して、それ以外の3つを取り外します。
前側のマウントは、クラッチレリーズシリンダーに繋がるホースのステーを兼ねてるので、僕はクラッチレリーズも一緒に外しました。
スターターのボルトも2本外し、スターターを抜いておきます。
ジャッキ2つとエンジンホルダーのハンドルをコントロールしながら下ろします。
やって気づいたのは、ミッションとエンジン両方吊るべきでした。
エンジンは、ジャッキだけだと、右側のマウントを支点に後ろ側に傾いてきます。
ある所まで行くとベルトテンショナーが車体に当たります。
自分は、木を挟んで対応しましたが、エンジンも支える為に吊るべきです。
ミッションを抜くスペースができたら、ボルトを6本を外し、バールでこじって開きます。
手が入るスペースができました。
インプットシャフトのスプラインにクラッチグリスを塗ります。
ORCにクラッチグリスが付属してきたので、トヨタ純正のクラッチグリスは、不要でした。買わなければよかった。
クラッチ交換なんてそんなにやらないし、使う量も少ないのでおそらく一生使えるでしょう笑
載せるのは逆手順ですが、これがまた大変。
エンジンとミッションの角度をジャッキで調整しつつ、入れますが、入らない。
揺すって揺すって、揺すって。。。
なんとか入りました。ボルトが入るくらい近づいたら、少し締めて位置出ししながら、押し込みます。
ピン位置も確認して、最後はハンマーと真鍮棒で叩きました。
こうして1人でミッションを下ろして載せましたとさ。。。もうやりたくない笑
クラッチ変える時は、グリス。肝に命じます。