マーチのK10マーチ・マーチR・ラリー・日産マーチ・EK10マーチに関するカスタム事例
2022年01月18日 19時59分
◆その1◆
◆その2◆
PD1988.4
スクープ!!マーチスーパーターボラリースペシャルが登場!?
PD1998.9
マーチスーパーターボラリースペシャルが登場!?
パワーウエイトレシオは6・70!!
ブルーバード、サニー、パルサーと次々にラリーバージョンを登場させ、
今シーズンは“ラリーの日産”をアピールしてファンを大喜びさせている日産から、
今度はマーチのラリーバージョンが登場する!
マーチといっても、現行のリッターカーやターボモデルではなく、
スーパーチャージャーとインター・クーラーを装着した超ホットバージョン。
そう、昨シーズンから「リトルダイナマイトカップレース」で走っている、
あのクルマのダート版だ。ただ、排気量が現行の987ccから930ccへダウンされる。
これはこのマーチが海外のプライベーター向けに開発された意味もあって、
FIAのレギュレーションの1・7倍のターボ換算をしても1581ccと、1600cc以下の
クラスに収まるようになっているわけだ。
だから、国内ルールでは今のところターボ換算は1・4倍だが、将来1・7倍に
なったとしても、ラリーなら1600cc以下のBクラスで戦える。また国内スラローム
競技A クラスでも、来シーズンから1300ccと2000ccでクラス分けがされると
いうから2000cc以下のAIIクラスで戦うことになりそうだ。
さて、そうなるとライバルは1600ccクラスのノーマルアスピレーションDOHC
エンジンを搭載するミラージュ、ジェミニ、シビック、CR-X、カローラFX、
AE92、サニー、パルサー、それに1300ccターボ・エンジンのEP71ターボ、1000cc
ターボのシャレード・ターボになるが、気になるのはそのスペック。
これはレース仕様車の最大出力120ps、最大トルク14・0kgmとほぼ同じと
みていいだろう。その数値自体はそれほど驚くべきものではないが、マーチの
場合は軽量でコンパクトなボディが大きな武器。ちなみに現行のマーチ・ターボ
は車重が710kgだが、スーパーチャージャーやインタークーラーの装着と、
各部の補強を考えても740kgというところ。それをもとに割りだした
パワーウエイトレシオは、およそ6・70kg/psとなるわけだから、これは強力だ!
例えば、各車のパワーウエイトレシオをみると、ミラージュが7・76、ジェミニ
7・00、シビック6・92、CR-X6・54、カローラFX、AE92レビン8・08、サニーVR
8・25、パルサーR8・10、EP71ターボ7・00、シャレード・ターボ7・61kg/psと
なっており、ウエートの面で大きなアドバンテージを取れることになる。
CR-Xに関してはほぼ同等だが、車重はCR-Xの850kgに対して90kgちかく軽く、
ブレーキングやコーナリングで無理がきく分、有利と言えるだろう。
LSDとクロスを標準装備
さて、そのラリーバージョンだが、ブルーバードやサニーと同じ手法で、
最も軽い低グレードモデルがベース。モータースポーツユースに必要な装備以外は
軽量化のためにはずされ、代わりにビスカスタイプのリミテッドスリップデフと
クロスミッションが標準装備となりそうだ。うわさによるとこの
クロスミッションは、最終減速比がもともと4・35とかなりローギアード設定で、
スーパーチャージャーの特性である低速回転域のトルクを有効に生かすために
1速がかなりハイギヤードになっており、ブルーバードやサニー以上に1、2速が
クロスしている本格的なギヤレシオになっているという話も伝わっている。
またサスペンションやロールバー、[今もところ使えない]フォグランプなども
はじめ、海外仕様を考えればグループA用パーツなどオプションパーツはかなり
豊富にそろいそうだ。オプションパーツはNISMO、艤装はオーテックジャパン
というラインになると思うがその点からもかなりの戦闘力が期待できるだろう。
さて、そのデビューの時期だが8月末に現行のボディでまずラリーバージョンが
スタート、一般モデルはフルモデルチェンジに合わせてデビューする線が濃厚の
ようだ。価格に関しては、兄貴分にサニーVRがいるので、120万円前後・・・・
と希望も入れて書いておこう。
まあ、スポーツタイプの4WDがブルーバードしかない日産だけに、欲をいえば
このマーチにも4WDのモデルを期待したかったが・・・・。
1600ccクラスのコンペテイションモデルを考えているキミ、ホラッまたうれしい
悩みが増えたネ!
2022年12月28日 ダブルチャージクラブek-10stとやま 投稿。