かずさんが投稿したカスタム事例
2019年12月12日 16時33分
軽からトラック、果てはバイクも整備から弄り迄してます。 みんからにも相当数記録上げてます。
曲がるときに異音がすると言うので見てみるとCV(ドライブシャフト)ブーツが破れていました。
ブーツは元々付いている材質の固い純正のブーツで一気にパックリと逝っちゃったみたいです。
社外の材質の柔らかいブーツに換えるのが普通ですがジョイント部分を見るとグリスも残っていないのとブーツを換えたところで異音が止まらない、砂やゴミが入り込みジョイント内部に傷が出来ているので最悪交換後ジョイントの破損で走行不能になる可能性があり次の車検は受ける気がないということで中古のジョイントに交換します。
外したシャフトです。ブーツはパックリと逝ってます。交換はそんなに難しくなくセンターのナットを外しロアボールジョイントを落としてナックルを押してジョイントのアウターをハブから抜きインナージョイントをバール等でこじれば簡単にシャフトが外れます。
インナージョイントに抜け止めのCクリップが付いているので中古を購入した場合付いているか確認します。
取り付けは外した逆の手順で取り付けていきます。
ミッションのインナージョイントが入る部分にオイルシールが付いているのですが今回はオイル漏れもなくそのまま使います。
インナージョイントを嵌める場合オイルシールを痛めないように慎重に嵌めてスプラインを合わして奥まで押し込みます。
アウタージョイントをハブのセンターに差し込みロアボールジョイントを嵌めてセンターナット、ロアボールジョイントの固定ボルトを締め付けてエンジンをかけてATオイル量を確認してタイヤを付けて終了です。
通常シャフトを抜くとATオイルが少量抜けるので交換する場合は抜ける分を考慮して少量用意しておきます。あと量を確認する場合冷間で見るのではなく少し走るかして温度を上げて確認しないと冷間時に足した場合暖まるとオイル量が増えてオーバーフローします。
締め付け、オイル量も問題ないのでこれて異音も無く走行出来るようになりました。