グラントゥーリズモの戦争反対❌・戦争反対・お別れ・ドナドナ・愛車との別れに関するカスタム事例
2022年02月27日 22時22分
白いお馬さんをはじめ、その他4台を使い分けて乗っています🙇♀️ 副業で写真の仕事をしており、名古屋の自宅と森のアトリエを行ったり来たり二拠点生活です🚗 車等、個々の撮影は依頼があった時のみ行い、公私は分けるようにしています🙇♂️ イベント、ツーリングお誘い下さい🙏 宜しくお願い致します👌
皆様こんばんは!
早速ですが、1月にグラントゥーリズモを手放したことを御報告致します🙇
色々思うことがあり、ショップに相談。結果売却するはこびに。ショップから早めに持ってきてほしいと言われ、別れを惜しむ暇もなく手放すことになった訳です。
ただ、不思議と前のマセラティと比べ寂しいという感情はほとんどありませんでした😲所有期間が私史上最短(2年)というのも影響している気がします。
備忘録としてグラントゥーリズモ売却に至った考察を残します。この2年間はグラントゥーリズモを通じて自分自身と向き合った期間となりました🙏
はじめに、マセラティグラントゥーリズモ(以下、グランツ)は車として良く出来た車だと思います。私のグランツはフェラーリ製4700ccNAエンジンを積み、それをトルコンで制御することでクラッチの消耗を気にすることなく気軽にフェラーリサウンドを楽しむことができるカジュアルなグランドツーリングカー。車高の低ささえ気をつければ、どこへでも乗って行くことができます。マセラティ=壊れるという、前に所有していたビトルボ時代のマセラティ、3200GTの常識を覆し、2年間にかかった経費は車検代、税金、保険料以外はほぼ無い優秀な車でした!
本題に戻りますが売却についての理由はいくつかあります。
先述の通り、壊れない。そして乗り心地も良く、パワーは違えど乗っている感覚は足車のBMWと変わらないくらい快適なグランツ。約3年前に探し始めた時のコンセプト「気軽にカフェに乗り付けれるお洒落で快適なスポーツカー」という目的は完璧にこなしてくれたのですが、乗っているうちに以前の3200GTと比較しながら「趣味としての車とは何だろうか?」と考えるようになりました。
快適故に、3200GTの時のように、エンジンをかける際「今日は調子はどうかい?走ってくれるかな?」と車に対話することがグランツには1度もありませんでした。もちろん良い事なのですが…
車が生きている。というと何言ってるんだ?と思われてしまいますが、確かに3200GTは生き物だったのです。そして乗る人を選ぶ車でした。
3200GTがまた欲しいかというと話が違ってきますが、やはり私は90年代~2000年代前半の車が好きなんだと思います。
快適、安全に人を運ぶためにどんどん便利になっていく現代の車。私からするとどんどん車ではなくなっていく感覚を覚えます。
一方、車が車らしくあったのが90年代。私が鈴鹿サーキットで初めてF1を観戦し、モータースポーツに初めて触れたあの時代の匂いがする車につい惹かれてしまうのは紛れもない事実なのです。
つまり「気軽にカフェに乗り付けれるお洒落で快適なスポーツカー」というコンセプトは、私のファーストカーの枠には物足りなかったという結論となったわけです。
もちろん快適、安全という要素も大切ですが、一方刺激的であり、乗り手を選ぶような危うさも求めてしまうわけです。そのバランスがグランツの場合は快適の方に傾き過ぎて、移動のための道具となってしまったのかも知れません。
よくある素直で良い子よりも、わがままで手のかかる子に惹かれてしまうあれですね😅
私の車に対して求めるものを整理すると
ファーストカー→自分の車好きのルーツであり、移動のための手段になることがなく、多少の危うさも含んだ刺激的な90年代~2000年代前半の車。
セカンドカー→デート用の快適でお洒落な車
がベストなんだと思いました😌
なのでグランツをセカンドカーとして持てたら最高なのですが、さすがに雨や雪の中で足に使うか?と聞かれると無理なので、ファーストカーとしてグランツから別の車に乗り換えることを決心しました。
これが1つめの理由。
またグランツに乗って気付いたのは普通の価値観では理解出来ないかもしれませんが、多分私は男前な車より可愛い車が好きなんだと思います(笑)
グランツは間違いなくイケメン男子です!曲線と直線を見事に融合させたボディラインに切れ長の目。車体も大きく、まるでボディビルダーのようで、めちゃくちゃかっこよく、すごく男性的です😎
ですが、それより私は丸みがあるボディラインにクリっとした目の女性的な車が好きなのかもしれません(笑)個人的な好みで言うとグランツよりも3200GTやグランスポーツのデザインの方が愛せるデザインな気がします🙏
これは車に対する私の個人的な性癖の話です笑
これが2つめの理由😌
そしてグランツは10年以上続いたロングセラーモデル。故に価格帯も幅広く、グランツほど市場価格に高低差がある車は珍しいんじゃないかな?と思います😲
しかしそれなりに玉数もあることで、スペシャルモデルを除いて今後の値落ちが心配になり、中古車相場の全体的な高止まりが続いている今のうちに資産として売却するという戦略的判断をしました。非ローン主義なので余計資産としての値落ちには敏感なのです💦
これが3つめの理由。
また価格帯が幅広いことでオーナー層も幅広く、若い子にもウケが良いグランツですが私がCartuneに投稿したグランツの写真を使い、Instagramで自分の車だと自慢する非常識な輩なんかも現れ、若い子ウケする車は私には合わないのかなと思いました💦
基本的に気持ちが年寄りなので、次は落ち着いた年齢層が所有する車を選びたいと思います🙏
4つめの理由についてはあくまで私の個人的な体験が影響していることなので、グランツオーナーの皆様気を悪くなさらないでくださいね😢
ただ手放すにあたり、1番の悩みは10年という長い歴史を共に楽しんだマセラティの土台から離れることでした。
やはりマセラティを降りるとマセラティ同士の繋がりは今までよりは薄れてしまうため、ここが寂しい💦
わがままですが良かったら変わらぬお付き合いができたら嬉しいです。
今はファーストカー不在ですが色々考えています。
理想は…
①移動のための手段にならない車
②資産価値のある車
③自己満足で所有する車
④オーナーの年齢層が高く、若い人が選ばない車
⑤見た目が可愛い車
⑥90年代に開発された車
⑦モータースポーツのための車
⑧キャッシュで買える範疇の車
これが当てはまる車を次は買います👌
ターゲットは絞れています!感の良い方は何となくイメージできるかもしれませんね(笑)
ただ、グランツも探し始めてから納車するまで10ヶ月かかっているので今年いっぱいは時間がかかりそうですが、縁を待ちたいと思います。
ちなみにグランツは関東に嫁ぐことが決まったようです😌関東の方、見かけたらよろしくお願いします✨
こんなところで近況報告をさせて頂きました!