fcl. (エフシーエル)HID・LEDの専門店さんが投稿したエフシーエル・fcl・純正LEDフォグ・純正LED L1B・純正LED 交換に関するカスタム事例
2022年04月18日 16時14分
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以前にご紹介した「LEDのヘッドライトを純正で装備した世界初の車は一体何?」はご覧いただけたでしょうか?
今回はさらにスピードをあげて進化を続けている、最新の純正LEDライトについてご紹介します。
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監修:エフシーエル
2011年に誕生したカーパーツブランド「エフシーエル」
延べ99万台販売で初めての方からプロの業者まで幅広く愛用中!
初めての方にも役立つDIY情報を発信しています。
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【車のライトは純正LEDの時代】
世界初の純正LEDヘッドライトが搭載された「レクサス LS600h」の登場から、はや15年。
ヘッドライトだけでなく、あらゆるライトが純正LED化されるようになりました。
ここ最近の新車では、純正LEDではないライトのほうが少なくなってきています。
従来の電球が採用されているのは、ウインカーやバックランプなど極わずかなライトのみです。
オールLEDの車も登場し、いよいよLEDの全盛期です。
LEDの進化で、デザインも自由自在に
ヘッドライト、ウィンカー、ブレーキランプ、テールランプ、ポジションランプ、バックランプ、ライセンスランプ・・・。
これらは純正LED仕様となることで、省電力になり、長寿命でほぼ切れる事はなくなりました。
また、LEDはハロゲン球(電球)に比べて省スペースなので、レンズユニットのデザインの自由度が飛躍的に向上。それによって、50プリウスやCH-Rのような、曲線的なデザインも可能となりました。
デザインの自由度が高まったことで、レンズユニットは「リフレクター」「レンズカバー」「発光体」からなるという固定観念もなくなり、配光性能を高める機能を備えたユニットや、発光した時の高級感の演出する機能を有したユニットも続々登場しています。
これらの導光の技術は、一昔前はワンオフ(オーダーメイド)で制作されるマニアックな技術でした。
しかしながら、今や純正でよく見かける手法です。
車のライトは純正LED仕様になり、耐久性も明るさも進化し、機能性もデザイン性も文句なしのレベルに到達しようとしています。
しかし、愛車を自分好みにカスタマイズしたい気持ちを抑えられない方々にとっては、
少しフラストレーションを抱える事態となったのです。
【純正LEDの進化で、ライト交換しにくい時代に】
純正にLEDが採用されることで、機能性やデザイン性が向上しました。
しかしながら、車好きな方はやはり他人とは違うものを追い求めてしまうのです。
今までのようにライトの色味や明るさを変えたいと思ったときに、純正LEDは大きな壁にぶつかることになります。
純正LEDの多くは、レンズユニットとLEDチップが一体型となります。
ユニットと切り離せない一体型の純正LEDだと、ハロゲン球や白熱球の時のように、
バルブ交換ができません。
何か大がかりな加工でもしない限り、自分好みなカスタムは難しい状況でした。
また、純正LED仕様の場合、長寿命でライトが切れにくいとは言っても、不具合がゼロではありません。
運悪く切れてしまう場合もあり、実際に切れてしまった場合にバルブ交換ができないので、
ユニット全体の交換、あるいは分解しての修理となり、修理代もかなり高額になっていました。
ただのライト切れなのに、修理代が高額となるのはユーザー目線としては納得しがたい事ですよね。
車のライトを販売するエフシーエルとしても、このままだと会社存亡の危機と言っても過言ではありませんでした。
🌟ついに、『バルブ交換式の純正LED』が登場!
以前純正LEDフォグランプが暗い理由。明るくする方法は?でもお話したことがありますが、
従来の純正LEDフォグランプは、ユニット一体式が採用されていたため、フォグランプユニットごとの交換が必要というのが常識でしたよね!
実は、最近では特殊形状のLEDバルブでユニットから着脱できる設計の純正LEDが増えています!
「純正LED仕様のライトは簡単に交換できない」という、ライト屋泣かせな現状から、
ついに登場してくれたのが、バルブ交換のできる純正LEDです。
特殊形状のLEDバルブを、ユニットから着脱できる設計の純正LEDが登場したのです。
いままでごく一部の車で採用されていましたが、最新トヨタ車での採用が増えつつあります。
トヨタがEC規格(国際規格)での名称を取得したらしく、統一の名称も決定しました。
その名は「L1B」。
国際規格にもなったので、今後はトヨタ車以外にも採用される可能性が高く、大注目です!
▶︎▶︎L1B(純正LED)
純正LEDフォグランプで採用されている形状です。
バルブ交換を可能とする形状となっており、カラーはホワイトになります。
ハロゲンバルブでは、頭文字が『H』で統一されており、H4やH11など。
HIDバルブでは、頭文字が『D』で統一されており、D2RやD4Sなどでした。
バルブ交換式のLEDでは「L1B」など『L』から始まる名称になると思われます。
その他のバルブ形状の情報についても確認が取れ次第、随時更新予定です!
▷▷L1B(純正LED)の明るさは?
L1Bは小型バルブで、交換も可能なのでとても便利なのですが、明るさは実はイマイチ・・・。
実はハロゲン球と大差のない片側『550lm』となっています。
実は、たくさんのお客様よりお問い合わせをいただき、
エフシーエルでも、L1Bの交換タイプを今年3月より販売スタートしました。
エフシーエルのL1Bバルブは2700lmで純正の5倍もの明るさ。
色もホワイト・イエローからお好きなものをお選びいただけます。
現在2022年4月時点では、L1Bは新型トヨタ車をメインに16車種のフォグランプに採用されており、
これからも対応車種は増えてくると思います。
■トヨタ■
・アクア R3.7~ MXPK1#
・カローラクロス R3.9~ 2ZR-FXE/2ZR-FAE
・カローラスポーツ H30.6~ ZZWE211/NRE21#
・カローラセダン R1.10~ ZWE21#・ZRE21#・NRE21#
・カローラツーリング R1.10~ ZWE21#・ZRE21#・NRE21#、R2.6~ MZEA12W、R3.4~ MZEA12W
・クラウン H30.6~ AZSH2#/ARS220/GWS224
・C-HR R1.10~ ZYX11/NGX10/NGX50
・ハイラックス R2.8~ GUN125
・ハリアー R2.6~ MXUA8#/AXUH8#
・プリウス H30.12 ZVW51/ZVW55
・ヤリス R2.2~ 10系、KSP210
・ヤリスクロス R2.8~ MXPJ1#・MXPB1#
・ルーミー R2.9~ M900A/M910A
・ノア90系 R2.8 ※Zグレードのみ
・RAV4 R3.12~ 54系 ※アドベンチャー/PHV以外
・ランドクルーザー 300 R3.8~ FJA/VJA300W
■LEXUS レクサス■
・UX250h/UX200H H30.11~ MZAH1#/MZAA1#
■ダイハツ■
・トール R2.9~ M900S/M910S
■スバル■
・ジャスティ R2.9~ M900F/M910F
◇◆まとめ◆◇
今までは純正LEDとして、「交換できない・・」と思われていた部分が、交換できるようになってきました。
純正でも十分かっこいいのに、十分明るいのに、なんで替える必要があるの?と思われる方もいらっしゃると思います。もちろん、純正でも十分なんです。
しかし、愛車に対する思いは十人十色。
「純正LEDは暗い」
「やっぱりフォグランプは黄色が好き」
「ほかの車とはちょっと違うアクセントがほしい」……
と色んなご要望があると思うので、みなさまの心を満たすようなカスタムが実現できるよう、
商品開発を続けていけたらと思っています。
ちなみにエフシーエルではL1B用の商品をご用意しています。
興味のある方はぜひチェックされてみてくださいね。