コルベット クーペの最後のMT・7MT・C8に関するカスタム事例
2019年08月18日 09時06分
2輪/4輪/他、国内外のレースでデータロガーやECUを扱う電気系レース屋が副業。昔はバイクで8耐とか走ってました。 写真はほぼ携帯、時々NikonDfです。 C7 Z06にはこれから手を入れていく予定です。 よろしくお願いします。
次代のコルベット、C8の詳細が発表されましたね! コストパフォーマンス抜群!
しかし、ミッドマウントはともかく、MTの廃止はやはり時代の流れでしょうか。モーターアシストや自動運転への対応を考えると、旧来のMTは残念ながら消えるしかない技術ですので。。
https://s.response.jp/article/2019/07/19/324601.amp.html
7速のマニュアルミッション(Hパターン)というのは、私の知る限り、世界的にもポルシェ991とコルベットC7、アストンマーティンのヴァンテージSにしか存在しない、とても希少なミッションです。
991の7MTはPDKをマーケティング上の要望から無理やりMT化したもので、機構的なカラクリは流石ZFですが、ダイレクト感に欠けるのが残念です。
まあ、そもそもサーキットユースに7MTなんか不要なので、GT3等の本気モデルは専用設計の6MTが載ってるわけですが。
(それでもPDKの方が遥かに速いです。ヨーの残ったコーナー脱出時に確実にシフトアップできるアドバンテージは計り知れません)
実質、Hパターンのまともな7MTは世界に2つしか無いと言って良いと思います。特に800馬力オーバーに耐えられるのはC7のみでしょう。
しかし、それは言い換えると「需要が無い」という事です。
正直な所、私のZ06にしてもトルクが100kgfm近くあり、パワーバンドも広いので、クロスレシオの必要性など皆無です。
1速でも80km/h以上出ますし、6速でも発進出来ます。仮にどれかのギアで固着したとしても、普通に家に帰って来れる車です。7速目を追加したのは、やはり燃費とマーケティングワードの為でしょう。
それでも、なお、MT車に乗りたいのは身体に染み付いた習性に近いです。
個人的に、ATの操作量の少なさは、どうしても車を操っている感が少なくて、寂しい感じが拭えません💧
まあ、これは手動クランキング(笑)とかダブルクラッチとか、時代が変わる度に言われてきたロートルの懐古趣味なのですが(^^)
シフトレバーをガチャガチャやって遊んでいた子供から卒業出来ない自分としては、最後の徒花、C7と出来るだけ長く付き合って行きたいものだと思っています(*^^*)