アリストの光ったオービス下から見るか驚いて見るかに関するカスタム事例
2018年08月15日 14時34分
あの日見渡した車を 今も思い出すんだ
海の上に刻んだ言葉 アリの後ろ姿
照り返す日差しが脳天をよぎり
思考を攫う
夕凪の中 アリストだけが通り過ぎていく
ぱっと 光って咲いた オービスを見ていた
前の車絶対やられた
きっとまた、罰金払わなきゃ
曖昧なスピードで難を逃れた
不死鳥 動悸が続いていた
あと何度同じ車を見られるかなんて
って 笑う顔にお財布に相談だ
拭き取ること喜ぶこと 名波と城彰二
ピッチサイドで解説していた
何度でも運送して箱運ぶよ
客を選んでいる場合じゃない
もう二度と代車生活にならぬように
ハットトリックでポルトガルの
ロナウドがきっとまた上着を脱いでいた
6つに割れた バキバキの腹筋は
日頃のトレーニングの賜物
ぱっとオービスが
夜に咲いて
夜に咲いて
静かに消えた
もう遅い
逃げられない
逃げられない
そのままで
ぱっと光って咲いたオービスを見ていた
きっとまた罰金払わなきゃ
曖昧なスピードで難を逃れた
不死鳥動悸が続いていた