ジムニーのステアリングダンパー・シミー対策・タイロッドとフレームに固定・左右フル切り・隙チェックに関するカスタム事例
2021年10月13日 23時09分
ステアリングダンパー付けました。
なんちゃってMTタイヤにしたら、
85km/hで僅かに出ることがあったシミー(ステアリングが数Hzで回転振動)現象が、
75km/hで結構激しく、確実に出るようになりました。
タイヤのキングピンオフセットによるモーメントによる復元力による自励振動の共振と、タイヤのバランス悪化による強制力増加とタイヤ質量増加による共振点の低下とタイヤ径アップによる速度表示の低下で、減衰力不足による高い応答倍率で、発生している模様。
そこで、市販のジャダーストップ品を見ると、
ナックルのダストシールに樹脂摩擦剤を追加して、
摩擦減衰を増やすらしいが、泥噛み込みで、摩滅によって、摩擦剤の耐久性が無さそうで、まあ無いかな。
そこで、タイヤが操舵方向に振動するという事は、タイロッドが左右振動しているので、その振動を直接減衰させるステアリングダンパーを追加する事に。
ステアリングアームから、左ナックルアームに繋がるタイロッドにダンパー右側を固定して、
ダンパーの反対側は、左側フレームに固定しました。
ジムニーは、
ジャッキアップなしで、寝板で、下に潜り込めます。
ダンパーの右端
タイロッドにしがみ付かせます。
タイロッドの前に付けたいんですが、
上の配管と隙が気になって、チョット斜めです。
ダンパーの左側。
フレームにしがみ付かせます。
フル右切り時のタイヤ隙が気になって、ブラケットをフレーム内側にして、フル
左切りで、ダンパーの底付きチェック。
まあ、大丈夫そう。
フルバウンドしても、前後隙があるから大丈夫。
フル右切り、
タイヤとの隙間問題無し。
ブーツは、蛇腹が崩れているが、
まあ、問題無いでしょう。
耐久性は、期待できないので、点検が大事って事。
その後の試走では、
85km/hまで、ステアリング振動は無く、
シミーは、体感できるレベル以下になった。
ただ、タイヤ音圧は、明らかに高くて、強制力が増えている様。
タイヤバランスチェックはしておこう。