ハイエース スーパーロングの自作キャンピングカー・DIY・スーパーロングに関するカスタム事例
2023年09月10日 10時06分
2021年11月20日、ついに納車。この広い荷室が最高ですね。ここから毎週末のDIYがとAmazonからの荷物到着の繰り返しが始まります。
まずは共振。天井も叩くとボーンボーンと響くもんですね。これで静かになりました。その上から、断熱シートを貼りました。
遮熱にはかなりこだわりました。
車内外間の熱の移動をどうすれば減らせるのか。
熱と言ってもいろいろな伝わり方があります。
熱伝導、放射熱、輻射熱、これらをいかにコントロールするかが大切です。
そもそも最も断熱効果が高いものは『静止空気層』です。
また、輻射熱はそもそも電磁波ですから、アルミで完全に遮断が可能です。
断熱材の下に5ミリの隙間を作り、さらにその下に高純度のアルミの遮熱シートを貼り付けました。これで輻射熱は反射されます。また、アルミ自身からはほとんど放射も有りません。
真冬の作業でしたが、施工してると、自身の熱が天井から跳ね返り、あったかくなってきました。
ちなみに普通の住宅用のグラスウール製の断熱材は、ぎちぎちに詰め込んでも無意味です。むしろ蓄熱層になり逆効果になります。ぎちぎちにせず、空間に余裕を持って施工しなければなりません。
このタイミングで、天井内の配線をしやすいように配管を通しておきました。
電気は最も需要なポイントです。
VVFケーブル、KIVケーブル、CPEVSケーブル、LANケーブル等、必要に応じて多種のケーブルを通しておきました。予備線と配管をもっと仕込めば良かったと多少後悔していますが、ギリギリなんとかなってます。
図面が無いって不便です。端材で何度も型を取りながら内装を進めていきました。この時はまだ、今ほど木材の高騰が進んでおらず。