ロードスターのエンジンオーバーホール・エンジン搭載に関するカスタム事例
2020年01月15日 19時17分
現在の愛車は、ユーノスロードスターNA8Cだけになってしまいました。 過去には、AE86やBNR32に乗りましたし、EG6で鈴鹿のクラブマンレースに参戦していた頃もありました。 新車から30万kmを走破したBMW530iは、ぶっ壊れるまで乗るつもりでしたが、予想外の買取価格に目が眩んで売ってしまいました😅 まだまだ気持ちだけは元気な、アラフィフです。
エンジン復活への道 Part8
今日は、朝から車にエンジンを載せて、完成させる予定です。
朝、友人の修理工場へ行くと、何と既にエンジンが載ってるじゃないですか!
朝一から、友人は一人で載せたらしい。
その後、順番に補器類を付けていったのですが、友人が一言…
何故か、オイルエレメントが付かないんだよね、と。
写真は、ネットからの拾い物ですが、オイルエレメントとシリンダーブロックの間にオイルクーラーが付いてます。
オイルクーラーっていうとコアタイプのオイルクーラーをイメージしますが、写真のような水冷式のオイルクーラーが付いているって事を初めて知りました。
写真のオイルクーラーは、NB用の物です。
この写真もネットからの拾い物ですが…
NAには3段式のオイルクーラーが付いてますが、NBには5段式の物が付いてます。
元々壊れたエンジンには5段式のオイルクーラーが付いていたが、オイルクーラーとオイルエレメントを取り付けるジョイントパイプはNAもNBも同じ長さでした。
5段式のオイルクーラーの方が効率も良いだろうし、5段式の物を付けようとしたのだが、この写真ぐらいのパイプの出具合でもエレメントが付かない。実はこの写真もNAのブロックにNBのオイルクーラーが付けてあります。
でも、取り付けに使ってる物は、元々のエンジンに付いてたジョイントパイプとオイルクーラーなので付かないはずはないと思って、NAとNBのブロックを見比べてると、違いがわかった。
これはNBのブロックのオイルクーラーが付く所なんですが、ここのオイルクーラーの取り付け面からネジの部分までがNAはもっと深いんです。
つまり、3段のオイルクーラーなら問題無いのだが、5段のオイルクーラーにすると、オイルクーラーから出るパイプの長さが短くなってしまうわけです。
ここにもNAとNBのブロックの違いがありましたわ。
私の再生エンジンはNAのブロックを使ってるので、当然ジョイントパイプの出る長さが短くなってしまいます。
ネットでいろいろ調べた結果、ロードスターのジョイントパイプより長い物がある事がわかったので注文する事に。
しかし、納期が明後日しか無理でした。
この時点で今日の完成は無くなりました。
結局、オイルクーラーとエレメントの取り付けと一部の部品の取り付けだけを残して、エンジン搭載は完了しました。
タペットカバーも塗装したし、インマニも綺麗になったので、純正のプラスチックのインテークパイプではカッコ悪いので、思い切ってアルミのインテークパイプを買いました。
また一段とカッコ良くなりました。
唯一、エアクリーナーの根元のパイプが汚いので、ここはそのうち綺麗にする事にします。
さすがにプロの作業は早いです。
ロードスターの組み立てが初めてとはいえ、ほとんど戸惑う事なく組み立てていくので、予定より早く出来上がってしまい、ジョイントパイプが本当に残念でしたわ。
金曜日、部品が来たらジョイントパイプを交換して、残った部品を取り付けたら、オイル、クーラントを入れ、エンジンの始動したいと思います。
いよいよ、最終章です。
あとは、問題無くエンジンが回るのを期待するだけですね。