ランサーエボリューションワゴンのオーディオ・ミッドバス・サイレンマニア♪・ランサーエボリューションワゴン・KENWOODに関するカスタム事例
2025年03月13日 22時50分
そういえばエボワゴンのオーディオチューンを進めました。
今回投入するのは0.4mHの空芯コイルです。サイレンマニア♪さんから購入です。
インダクタンスが0.4mHなので4Ωスピーカーの場合は1600Hzがカットオフ周波数になります。(1600Hz-6dB/Oct)
ドアスピーカーにはフルレンジスピーカーが使われ、フルレンジで出力することが多いわけですが、高音域の再生は苦手です。高級なセパレートスピーカーになるとドアスピーカーに対してもネットワークが付属するため高音域がカットされますが、純正や安いセパレートスピーカーだとフルレンジで鳴ってしまいます。
今回の空芯コイルを使うことで高級スピーカーと同様に高音域をカットできるというわけです。
取り付けはオーディオとミッドバススピーカーの配線に割り込ませるだけ。これで1600Hz-6dB/Octのローパスフィルターの完成です。
組み合わせるスピーカーはKENWOODのKFC-RS174sというエントリーモデルのセパレート2Wayスピーカーです。ツイーターに3.3μFのコンデンサが入っているだけのシンプルな構成のため、ドアスピーカーはフルレンジで鳴ります。
空芯コイルを入れる前はボリュームを上げると高音域が曇る感じが強く、イマイチだったのですが、空芯コイルを入れることで音がスッキリし聴きやすくなりました。
ミッドバススピーカーの位相が90度遅れ、ツイーターの位相が90度進んでいるのでツイーターは逆接続をして位相を整えたところ、クロスオーバー周波数近辺の盛り上がりが良くなり、クリアで聴きやすいオーディオ環境になりました。
DSPでやれてしまうカスタムですが、アナログでこういうことをするのも楽しくていいですね。