カルボさんが投稿したカルボ的試乗レビュー・試乗レビュー・9段階評価・レイバックに関するカスタム事例
2024年11月17日 08時57分
カーシェアとかのレビュー載せてる自己満アカウント ※素人記事なので苦手な方は見ない方が良いです。
レンタカー・カーシェアシリーズ第317弾
スバル レイバック
続いてレイバックに乗りました。ざっくり言うなら、去年登場したレヴォーグのなんちゃってSUV版です。価格は高いですけど、このクラスだと海外メーカーならCクラスオールテレインとかA4オールロードクワトロがありますけど、国産では珍しいと思います。
レイバックとは?
『「レヴォーグ」が持つ先進安全・スポーティ・ワゴン価値の3つの価値に加え、SUVの価値である自在性と、上質さを兼ね備えた「レヴォーグ レイバック」。ラインアップは、1.8L DOHC直噴ターボを搭載した「リミテッドEX」を設定。日常での扱いやすさを重視し、低回転域から300N・mの高トルクを発生。アクセルを踏み込むとしっかりとした加速感が得られ、高速道路上での合流や追い越しなども気持ち良く行えて、少ない燃料でより多くのエネルギーを生み出すリーン燃焼などの採用により、優れた環境性能も実現。エクステリアデザインは、ベースとなるレヴォーグの引き締まった凛とした佇まいを、豊かでおおらかに包み込む、「凛と包」をデザインコンセプトとして、これまでのSUBARU SUVラインアップが持つ「ラギットさ」とは異なる独自の世界観を表現し、豊かな存在感を放つ上質なスタイルを実現した。インテリアデザインは、表皮にアッシュカラーを取り入れることでブラックとのコントラストを際立たせるとともに、カッパーステッチをアクセントとし、彩りのある華やかなインテリアに仕上げた。先進安全装備として、ステレオカメラに加えて広角単眼カメラを搭載した新世代アイサイトを採用。また渋滞時ハンズオフアシストやアクティブレーンチェンジアシストといった、ドライバーの運転負荷を軽減する機能を装備した高度運転支援システム「アイサイトX(エックス)」を標準装備することで、セーフティドライビングを実現した。ボディカラーは、新色の「アステロイドグレー・パール」を含む全7色を用意。』
(goo-netより引用)
現時点でリミテッドEXのみのモノグレード展開です。令和6年7月登録です。新車価格は399万3000円です。
外観
外観は、レヴォーグをベースにSUV風仕立てになっています。顔付きがレヴォーグとは少し異なりますね。コンパクトなコの字のヘッドライトは見た感じレヴォーグと同じかと。サイドは、レヴォーグが1500mmの車高でしたが、レイバックは1570mmと少し高くなっています。1550mm制限の立体駐車場には入りません。ただ私はその点は気にしてないので特に評価には響きません。都内とかの立体駐車場付きマンションにお住まいの方なら要確認かと。リアは、レヴォーグと変わった印象は無いです。まとめると、デザインは良いですね。私は好きな部類です。
内装
フロントドアは、上側が柔らかいプラ素材、中間がソフトパッド、下側がハードプラです。ソフトパッドの面積が広くて良いですね。ドアハンドルはメッキ装飾、周辺がカーボン柄となっています。インパネは、メーターフードの箇所はハードプラですけど、運転席右側の部分と助手席側のインパネが柔らかいプラ素材で良いと思います。助手席中間はソフトパッドです。内装は399万円にしては良いと思いました。室内照明はLEDです。シートはやや固く、1時間程乗りましたが疲れませんでした。これなら長距離でも恐らくですが疲れにくいとは思います。シートの手触りは普通ですね。シフトはストレート式で、マニュアルモード付きです。エアコンは、残念ながらタッチパネルで操作します。一応一部物理ボタンはありますが、ガッツリピアノブラックで萎えます。ただ、調べたらちゃんと音声操作可能とのことでした。だとしても物理ボタンピアノブラックはダメです。ペダルレイアウトは微妙で、足をパンと出すとブレーキの右側ギリギリ踏む形になります。助手席は、31cm〜平手が入らない程と広いですね。後席は特に質感は変わりません。ボディ剛性も良いと思います。ドアの開閉も良いですね。シートは同じくやや固めです。身長177cmの私で、頭上空間が拳2.5個、足元空間が18cmと後席も余裕があって良いですね。角度調整はできません。
ペダルレイアウトは微妙です。給油口はプッシュ式です。この個体は何故かヒューズボックスのカバーが消えていました・・・。
車幅は少しボンネットが見えますので掴める方かと。ワイパーはボンネットの高さにあるのでそこまで気にはならないですが、もう少し綺麗に隠せると良いかなと。
シフト周辺です。まぁ質感はよいですよね。サイドビューカメラ付くので狭い道はそこまで怖くはないです。シフト奥側にUSB環境があります。
グローブボックスは容量問題ないと思います。
アームレスト内は特に無いです。
後席にはエアコン送風口とシートヒーターとUSBタイプA・タイプC一口あります。シートベンチレーションは無いみたいです。
荷室
大体ですが幅159cm、奥行き107cm、高さ71cmです。
レヴォーグの時にも言いましたが、床下収納が広いのは素晴らしいです。ただスペアタイヤあったら埋まりますね。これ。トノカバーもちゃんとしまえるのでよく考えられていますね。
荷室の照明は個別で点きました。素晴らしいです。後席を倒すレバーもちゃんと荷室に備わります。
後席を倒すと奥行き192cmになります。真ん中だけ倒すことはできません。
横になりました。余裕で寝れます。最高です。
前席と後席は繋がらないですね。
このレイバック、こんな感じにマップがメーターに表示されます。良いですね。ただちゃんと隠さないと場所バレます。これはこのカーシェアのレイバックが置かれる駐車場なので問題ないですが。
ヘッドライトを点灯させました。LEDですね。テールランプもLEDです。
タイヤ
18インチのアルミホイールです。シルバーの塗装が安っぽくないので良いですね。タイヤはファルケンのZIEX ZE001A/Sです。
搭載エンジン
CB18型の177馬力で、CVTになります。アクセルは普通で、ブレーキは踏んだ分だけしっかり効くので良いですね。ブレーキタッチも良いです。加速は、177馬力ですので以前ご紹介したWRX S4程驚く加速はしてくれないですが、パワーはあるので必要十分だと思います。ただ、WRX S4同様にアクセル踏んでからのラグが2テンポ以上あります。これは残念です。静粛性は良くて、ロードノイズも抑えられています。dBは高速道路走行時で67dBなので良いと思います。ハンドルは適度に軽くて良いです。クイックなハンドルでは無いですが、取り回しで特に不満は無いですしこれで良いと思います。サスペンション、こちらが非常に素晴らしく予想を裏切る乗り味です。乗り心地がソフトですごく乗り心地が良いです。スバルって足を硬めて安定させるイメージがあるので、これは良い意味でスバルらしく無いです。メーカーは違いますがかつてこちらで試乗したベリーサみたいに、予想を大きく上回る乗り味です。快適さはカムリ・アルファードレベルですし、これは高級車とも言える乗り味です。加点です。リアからの突き上げも感じにくいです。直進安定性も良いですね。
始動すると色々表示されます。ホーム画面でオートブレーキホールド機能やアイドリングストップ、その他設定を弄れます。シートヒーターはありますがシートベンチレーションは無いみたいです。オートブレーキホールドはメモリーするみたいですね。
まとめ
良いところ
・コスパ◎。質感と高級車レベルの乗り心地。+1.0点
・静粛性は良い。
・オートブレーキホールドのスイッチがホーム画面からすぐ設定できるように。
・床下収納の広さ。
・車中泊性は◎。
悪いところ
・ペダルレイアウト微妙。
・加速の反応が悪い。−0.5点
・エアコンの温度調整のボタンがピアノブラックなのが残念。−0.5点
評価:5.0点 素晴らしいです。購入推奨。
良い意味で期待を裏切られました。良い意味でスバルらしくない車で、レヴォーグを高級車っぽく仕上げたらこうなるだろうという仕上がりです。400万くらいでこの内容はコスパも素晴らしいと思います。メーカーは違いますけど、クラウンクロスオーバーでこれくらいのレベルやって欲しかったですね。非常に魅力的な車でした。お金あったら欲しいですね。