one cut of the shogi さんが投稿した一眼レフカメラ・長い話wに関するカスタム事例
2020年05月03日 21時56分
副業でフォトグラファー兼、映像クリエイターやってます!カメラ系、合成写真の作り方、写真レタッチの解説を、主に底辺youtuberやってます、カメラガジェット好きな方見に来てください~
この話をすっとばして、カメラの話はできないのでw
めっちゃ長くなったんで、真剣にカメラ買おうと思ってる方、またカメラ好きの初心者のかた暇潰しに読んで下さい!
ビギナーで気になる「フルサイズ」と「APS-C」のおはなし。画質、画角、対応レンズに大きな違いがあります。
フルサイズセンサー
富士フイルムやRICOH PENTAXブランドの一部で展開されている中判サイズのイメージセンサーを除いて、一般的な一眼カメラのセンサーとしては最大となるセンサーサイズです、
デジタルカメラが誕生する前のフィルムカメラにて35mmフィルムを使用するカメラで用いられることの多かった24mm×36mmのサイズに近いことから35mmフルサイズセンサーといわれます。
製造コストが高いものの、生成される写真の質は他のセンサーと比較しても非常に高いため、中上位モデル以上の高級機に搭載されることの多い傾向にあります。
デジタル一眼カメラの誕生時にデジタルカメラ向けのセンサーとして新開発された「APS-Cセンサー」
フルサイズよりも小型化を実現しながら、画質に関しては極力落とすことなく、カメラボディの小型化や製造コスト削減に貢献したセンサーです。
初心者向けのデジタル一眼レフカメラなどに搭載されることが多く、一眼カメラの中でも最も多くのモデルに搭載されているイメージセンサーと言えるでしょう。
今回は詳しくかきませんが、APS-Cセンサーよりも更に小さいセンサーとして存在する「マイクロフォーサーズセンサー」。
こちらはパナソニックとオリンパスのミラーレス一眼カメラのみに搭載されている専用のイメージセンサーです
ミラーレス一眼カメラの携帯性を維持したまま、高画質を実現するなど、イメージセンサーとしては特殊な分類となります。
フルサイズは中上位モデルに搭載されることが多い
一般的にフルサイズセンサーは、各メーカーのラインナップの中でもハイアマチュアやプロフェッショナル向けの機材である中上位モデルに搭載されることが多いです。
フルサイズセンサーはセンサーサイズが大きいことにより、一度に取り込むことのできる光の量が多くなり、画像を生成する上での情報量も多くなります、より質が高く、明暗差や色の階調に優れています、
よりクオリティの高い写真撮影を行うためにフルサイズセンサーを搭載した上位モデルが、上級者むけと言われる所以です。
APS-Cは初心者モデルや機動性に優れたモデルに搭載されやすいです
一方でAPS-Cセンサーは一眼レフ、ミラーレス一眼カメラにかかわらず初心者向けのエントリーモデルやカメラとしての機動性を意識したモデルに搭載されることが多いです。
フルサイズセンサーに比べて低コストで小型であることから、フルサイズセンサー搭載モデルに見られることの多いカメラボディの巨大化を防ぎます。またフルサイズより取り込む情報量が少ない分ノイズが出にくい特徴もあります、
そしてデジタルカメラの特色に合わせたセンサー開発が行われていることで、十分な高画質と進化を続ける性能も魅力的です。
最初に選ぶ一眼カメラとしてはAPS-Cセンサー搭載モデルがコストパフォーマンスの高い選択肢だと思います。
フルサイズとAPS-Cの違いを検証します。
フルサイズセンターとAPS-Cセンターの基本をご紹介したところで、両者における違いについてここから細かく話します。
このように、同じレンズでも画角が異なるんです。
フルサイズセンサーの場合、レンズ上での焦点距離がそのまま35mm換算(焦点距離の基準)での焦点距離として反映されます。
しかしAPS-Cセンサー搭載モデルの場合、フルサイズセンサーよりもセンサーサイズが小さいことからレンズ上の焦点距離×1.6(ニコンの場合は×1.5)が35mm換算の焦点距離となります。
ここまで話して、では絶対にフルサイズがすべてにすぐれているかというとそうでもなく、望遠になるとaps-cのが強かったり、光を取り込める量がフルサイズのほうが多いとはいえ、光が沢山ある日中はほとんど性能に差はでてきません。差がでるのは暗くなった夜の撮影で取り込める明るさの差がでてくると思います。
APS-C専用レンズはフルサイズのカメラで使えない
フルサイズセンサーは写真撮影において質を高めることのできる最適な選択肢のように思われますが、レンズ選択の面で制限が加えられます。
近年ではAPS-Cセンサーを搭載したカメラが増えているため、APS-Cセンサー搭載モデル専用のレンズも各メーカーのレンズラインナップに数多く存在します。
しかし、これらのレンズはフルサイズセンサー搭載モデルには使用することができません。
例えばキヤノンのAPS-C専用レンズであるEF-Sレンズをフルサイズセンサー搭載のカメラにて使用しようとすると、マウントサイズは同じであるため、取り付けることはできても、ファインダーを覗いた際、四隅にケラレと呼ばれる黒く描写されない部分が発生します。
また、オートフォーカスが作動しないことや手ブレ補正効果を得ることのできない弊害も多く発生するため、撮影において使用することは不可能です。
一方でよく通販サイトなどで「フルサイズ対応」という紹介のあるレンズが存在しますが、これらのレンズはフルサイズセンサー搭載モデルでもAPS-Cセンサー搭載モデルでも使用することが可能です。
APS-C専用レンズはフルサイズセンサー搭載モデルにて使用することはできませんが、フルサイズ対応と書かれたレンズはどちらでも使用することができるため、フルサイズ対応として開発されているキヤノンの高級LレンズなどもEOS Kissなど初心者向けAPS-Cセンサー搭載モデルでも使用することが可能です。
ここで今回ご紹介したフルサイズセンサーとAPS-Cセンサーの違いをまとめます。
APS-Cセンサーでは画角がフルサイズセンサーの1.6倍(ニコンは1.5倍)になる
フルサイズセンサー搭載モデルは中上位モデルが大半
望遠性能を優先するならAPS-Cセンサー搭載モデルがおすすめ
夜間など高感度撮影においてはフルサイズセンサーが圧倒的有利
APS-C専用レンズは、フルサイズセンサー搭載モデルにおいて使用できない
また、フルサイズセンサー搭載モデルとAPS-Cセンサー搭載モデルではボディの価格面でも大きな違いがありますが、フルサイズセンサー搭載モデルでは使用することのできるレンズも制限されるため、これまでAPS-C専用レンズを中心に使用されていた方は、機材を新たに揃えなおす必要もあります。
もちろんフルサイズセンサーは、カメラ好きとしてはほしいカメラで、より質の高い撮影を実現してくれるイメージセンサーですが、恩恵を感じることのできるシーンも限られるのでご自身が撮影されるシーンの環境を考えた上でカメラ選びをしてください。