ミニ1.3iのDIY・スーパーチャージャーに関するカスタム事例
2020年10月26日 17時55分
昨日の作業をまとめてみます。
スーパーチャージャーは小径プーリーがついていました。嫌な予感はしていましたが、やはりローターのコーティングがすこしはげていました。送料入れても6,000円ぐらいで、とても安かったので問題ありません。
回転数を上げてブーストアップすると、ローターが熱膨張で接触します。これはローター同士、ローターとハウジング間でも起こります。
ルーツブロアはブーストをかけるのに向いていないので、むやみに小径プーリーをつけるのはやめましょう。やはり効率が大切です。
r53用のm45は特殊で、ウォーターポンプの駆動をローターシャフト後方で行っています。
ギアの潤滑にオイルが必要ですし、オイルシールもあります。無駄なのでフタをすることにします。
角パイプを切ってプーラーにしましたが、パイプは簡単に曲がってしまいました。失敗です。
soutをはずしてからローターパックごとシャフトを押してギアを抜きました。
snoutとローターのギアです。
スラッジが結構あります。
この先は分解するとスーパーチャージャーがゴミになります。やめときましょう。
捻じりがありますがこれは三葉のルーツ式です。
長いほうのシャフトを切り詰めます。
しかしスーパーチャージャーのローターはむちゃくちゃかっこいいですね。
シャフトの長さを確認して、今度はフタを作ります。
ミリネジで組み立てられていたのですが、オイルの注ぎ口がインチネジだったので、薄々感づいておりました。
オイルシールの実測28.56ぐらいということで28.58=1-1/8インチだそうです。穴はH7であいていると仮定して、しまりばめの交差に近いサイズします。.03ぐらい大き目に削り出します。
フタは冷やして、ハウジングは温めておいてコンコンと打ち込みます。たぶん大丈夫。
たとえ趣味でも仕事を増やすのはよろしくないので、どうするか迷いましたが負圧の取り出し部に手をつけます。
かんたんにひっこ抜けると思っていましたが、側面を削り落とさないと無理でした。悩みながらの作業で写真を撮るのを忘れてしまいました。
いきなり完成。
もとの穴が9mm弱だったのでpt 1/8で直接タップがたちました。ホースニップルを取り付けてクランクケースからブローバイを吸わせましょう。
これからスーパーチャージャープーリーとトリガーホイールの両方を取り付ける方法を考えます。
お疲れ様でした。