MINIの細かすぎて伝わらないパーツ・英国車に関するカスタム事例
2019年09月19日 12時50分
これまでもこれからも、自分の愛車は、燃費が悪く、壊れることもあり、人も物もあまり運べず、税金は重課され、手放す時には二束三文?。でも愛着があればそんなことは気にしません。我が愛車は移動手段てだけじゃないんです。手入れを行き届かせるべき愛用の道具だったり一張羅でもあるんです。時にはペット、時には伴侶、手を掛ければ応えてくれて、まるで鑑のように自分の行いがきっちり還ってくるのです。そんな私も身体のあちこち壊れはじめたクラシック。今日も私と愛車、頑張れ頑張れ、東へ西へ
フロントガラスの助手席側、内側から付けてあるのは英国の自動車税の納税証明書「TAX DISK」です。
ちょうどガラスの刻印と重なって見づらいですが、記載は「有効期限月:1969年12月。車名:オースチン。プレストンにて1969年8月3日に4ヶ月分の£9.5を領収(捺印)。」という意味のものを、英国業者に印刷してもらったレプリカです。
でも、お見せしたいのはこの印刷物ではなく入れ物のほう。
その証明書を保持しているホルダーは、英国のカーアクセサリーブランドの「Barnacle(バーナクル)」のもの。吸盤を利用したアイテムを得意とするブランドです。
そして、このホルダーが面白いのは、当時のディーラー限定のノベルティかオプションのようで、「VINE & LEE」という海辺の街ブライトンにあるオースチンを扱っていた自動車屋のロゴがしっかりとデザインされているところです。
このホルダーを手に入れたのが、ウチのミニをモーリス仕様から正しくオースチンに戻そうとしたキッカケ。
これも先日のバルブキャップに負けず劣らず、全く伝わりようのないパーツでしょ?w
「バーナクル」ついでにこちらも。
これも1960年代のもので、サンバイザーとして売られていたもの。やはり吸盤でガラスに装着するもので、必要に応じてフラップを下げて使用します。
去年の春頃に手に入れて、運転席側に設置して日除けに使ってみたのですが、夏の陽の眩しさは全く和らぐことなく……。
困りあぐねてミラーバイザーに転用してみたところです。幸か不幸か夜間にギラギラなライトの後続車から煽られたりすることがないので、残念ながらまだ効果を確かめる機会は訪れていません。