はしもとさんが投稿したカプチーノ・ヘッドライトスチーマー・ヘッドライトの黄ばみ取り・ヘッドライトみがきに関するカスタム事例
2022年10月08日 19時03分
子供の頃から日産の直列6気筒が好きでL型に惚れ、230〜430セドリックなどを乗り継いぎ、ハコスカ4ドアでL28改にソレ・タコ・デュアルしてましたが家庭事情により車は辞めていました。 がっ‼️… みんカラ↓ https://minkara.carview.co.jp/smart/userid/2589016/profile/ Twitter↓ https://twitter.com/nissan2000ohc
知り合いのスズキの名車カプチーノのヘッドライトレンズの補修を頼まれました。
外側に加えて内側もあまりに状態が酷かったそうで、既にカラ割りなさってのご依頼です。
わたしの車での以前からのリペアを見てのことだそうで恐縮です。
貴重なパーツなので余計なダメージや壊さないようにと、コワイので敢えて深追いはしませんでした。
いきなりですがサンドペーパー180番から段階的に3000番まで研ぎ終わった状態です。
大変に思われがちですが、お茶を沸かさずキレイにしたいのなら、曇りや黄ばみ、細かなひび割れなどの悪い物をサンドペーパーでガッツリ削り落とすのが1番の近道です。
そして透明度の保持が1番長持ちします。
180番から240、320、400、600、800、1000、1200、1500、2000、3000番とやりました。
180番からやるのは点灯時にチカチカと浮かび上がる内部のひびも取りたいためです。
明るいLEDライトなどを当てて確かめながら研ぎますが、もっと酷い場合には120番からやります。
穴が開くほどに研いでもダメなレンズもあります。それでも消灯時の見た目は劇的に良くなるので妥協も必要です。
ホントは2液ウレタンクリヤ塗装で行きたいですが、今回は風など天候に左右されず台所で出来て、もしも失敗しても直し易いとわたしが思っているスチーマーで施工しました。
片手で撮影しながらですが、この後はちゃんと両手で慎重に行いました😆
なんだか出来の予想があやしい予感です💧
けっこうな毒だそうなので換気だけは万全で行います。
一旦施工しましたが、画像では分かり難いですが、やはり屈辱的な出来になったので、完全硬化後に全体的に3000番で研いで、もう一度スチーマーを施工する事にしました。
一旦は仕上げたレンズを再度3000番で研いで再度スチーマーしています。
塗装で言うところの中研ぎですかね😆
スチーマーのポイントは、決してしつこく当てないのがコツです。
仕上げ時にはなかった細かなひび割れが後々現れたり、熱などの影響でダメージを与えます。
さぁーっと且つムラなくが良いです。
塗装と同じくムラになっても一旦置きましょう。
1500番や2000番でも仕上がりますが、
ネチネチとスチーマーを当てない為にも、わたしとしては3000番まで研ぐのです。
完璧ではありませんが、貴重なパーツですので深追いはダメージが心配ですのでこれで完了にしました。
数年後の最施工の事も考えておきたいですので。
納得の出来ではありませんが、コレで納めてみます。
今までにも何度か手がけていらっしゃってのでしょう。
オーナーさん
「ケミカルやバフがけなど、表面だけでなんとかしたのとは雲泥の差だわぁーっ!」
と、大変喜んでくださって助かりました😮💨