コペンの再生屋レポート・オッサンの独り言・錆びを除去して正す作業・仲間に感謝・脱着にエアーラチェットは禁止に関するカスタム事例
2025年02月12日 19時46分
クルマ関連の仕事をして、いつしか好きでやってた板金塗装の仕事により、お客さんのクルマばかりやってたせいで、自身のクルマはそっちのけ。職種変えてから出会ったコペンが数十年ぶりの楽しみになりました。沢山のいいね!フォローありがとうございます。
お疲れ様です。コペンの錆びとルーフ、トランクフード、リヤウイングのトップが日焼けによる表面カッサカサ状態です。他にも色々ありますが、明日辺りチャンス有れば着手したいです。
さてさて。ここからは長文おじさんの今日の仕事をここに残しておきます。(すみません💧)
いつものように長文の勝手なレポートになります。めんどくさい方はどうぞスルーして下さいませ。。
スリーが塗装から上がり、組み付け出来る状態なので先にやっちゃいます。
塗装前のパーツの取り外しは簡単です。塗装後のパーツ取り付けはしっかり時間かけてやります。組み付け時に雑に取り扱いすると少しのボディーヒットで塗装台無しです。後、外しの段階から僕はエアーラチェットなんて絶対使いません。特に旧車では絶対です。テールランプの外しもプラスチックにボルトが出てて、数十年経過したプラスチックは劣化もあります。締め込みトルクひとつでポロっと根元から飛んじゃいます。ラチェットと自身の感覚でゆっくり落ち着いて組み付けです。旧車にエアーラチェットは厳禁として。
フロント廻りも素手の感覚、モールディングに関しては数ミリ感覚でネジ緩めたり締めたりの微調整しつつ決まれば本締めです。もちろん、全て手締めの感覚です。ライトベゼルの取り付けは明日です。
オーナーさん持ち込みのライトリング新品交換の為です。
さぁ!ブースの中のSAさん着手です。昨日外したドアの板金から正して行きます。
ヒートガン使い、デカールを剥がそうかと思いましたが、まぁー硬い。。剥がれない。。ボディーと同化。。こんなの時間の無駄です。迷わずシングルアクションサンダーで塗膜の剥離。一緒にドアモールの同じく硬くなった両面テープ跡も一緒に。
モールディングから下の塗膜剥離。
旧車あるあるの錆びです。表向き良い感じでしたが、内側確認から発覚です、
旧車の購入検討されてる方はアウター側良くてもインナー側をしっかり見て下さいね。
現に「ドアは大丈夫ですよ!ほら綺麗でしょ?」なんてオーナーさん。
ドア開けて内側から下部側確認。
僕「いや。。ダメですね。。」
オーナー「あっ!本当だ!マジか。。💧」なんて。。
大金叩いてオールペンするならココもしっかり正して行かなきゃ面白くないでしよ。
アウターパネルとインナーパネルを固定するヘミング加工(1センチ位の折り返しの曲げ)で、車のドアパネルやトランク、ボンネットフードは造られてます。インナーパネルからするとアウターと折り返しで三層になり、そこで錆びが発生する。ボディーシーラで抑えても定年劣化でやられてしまいます。
挟み込んだ部分は錆びです。ボディーシーラも年数経てばカッチカチのひび割れから湿気帯びます。インナーパネルまで錆びが進行してる為、インナーパネルから先に造ります。
錆びた爪、ヘミング部分を取り除きます。アウターパネルとインナーパネルが分離します。
鉄板切り出しから、本日の作業は終了です。
ここまでお付き合い頂きありがとうございました。感謝。
いつも良いね👍コメントもありがとうございます。仲間に感謝。