86の86BRZ乗りと繋がりたい・オイル雑談・長文投稿すみません・オイル性能に関するカスタム事例
2020年12月10日 00時59分
どうも
今回は以前駄弁ったオイル雑談の続きです
長文になります、ご了承ください(>_<)
前回は粘度指数の比較でお話をしましたがもう少し深く話していきます。今回はHTHS粘度という指標について話していこうと思います
まずHTHS粘度とは英語でHigh Temperature High Shear Viscosity の頭文字からとっており、訳すと
高温高せん断粘度
といいます。簡単にいいますとオイルの油温が150℃での高温での粘度指数となり、高温下でのオイルの油膜保持力を指す指標となります
〜w20という感じでオイルは出荷されていますが、wがつかない20という粘度を表す数値をHTHS粘度指数で下回る、または低い数値だと油膜保持が厳しいオイルとい事になります(20だと2.0を下回るとダメという事)
オイルは冷めると固くなりますが、温かいとシャバシャバになっていきます。そのシャバシャバ具合がどうなっているのか?という事です
まずモータースポーツやサーキット走行をする上で一番重要なオイルの要素ってなんでしょうか?
お金?コスパ?
なるほど間違ってはいませんがコスパってなにをもってコスパが良いとなるのでしょうか?
コスパが良いと思うオイルが実はHTHS粘度の観点から相応しい性能ではなく、むしろスポーツ走行するうえでエンジンにダメージをあたえてしまう事もあるわけです
あくまでもサイトでの比較表を引用していますので正確な性能値ではないかもしれませんが粘度指数を出してるメーカーさんは数多くいますが、HTHS粘度を正式に発表してるメーカーはあまりないですね(^◇^;)
大体グローバルなオイルメーカーになってきます
日本でまだHTHS粘度があまり根付いていないという背景があるようですが、寂しく限りです
ただ粘度指数すら公表しないメーカーは少し怪しそうなオイルだと思ってしまうのは、僕だけでしょうか?
話を戻しますが、赤の汚い赤丸で囲まれている数値がHTHS粘度指数となります。SUNOCOさんのオイルで考えると17.5w50や20w60などはかなりのHTHS粘度指数ですね。まぁこれはブレンド前提のオイルですから特殊なオイルではあります
ただ数値的に頑張っている番手もありますので、割りかししっかりしたオイルメーカーだと思います
SUNOCOさんと違いモービルさんは全体的に数値が低くあまりオススメは出来ないと思います。ハッキリ言ってサーキット走行では使うべきでないメーカーさんに入ります
中途半端、燃費重視と言った性格なオイルでしょうか
この手のオイルは安いベースオイルを添加剤で豪華にしてると考えていいでしょう。つまり粘度指数はまだしもHTHS粘度指数的にはエンジンに優しいないオイルメーカーさんという感じか受け取れます
以前も称賛したガルフさんはめちゃくちゃ優秀なオイルですね!
粘度指数(VI)も高い数値ですが、HTHS粘度指数でも恐ろしく高い数値をマークしています!
燃費は少し悪化しますが、そのかわり強靭な油膜でエンジン保護をしてくれると言った感じでしょうか?僕だったら間違いなくオススメするオイルメーカーさんになりますね
ガルフさんお見事です!
いい仕事してますねぇ〜
さて以上で雑談を終わりにしますが、自分が使うオイルの種類の粘度指数、HTHS粘度指数を意識して買うと面白いかもしれませんね!
街乗りはSUNOCO、サーキットはガルフみたいな感じでしょうか
一度調べてみるのもいいかもしれませんね
ではまた*\(^o^)/*