ノートの作業メモ・Pivot・3-drive・α・スロコン・後付けクルーズコントロールキットに関するカスタム事例
2024年01月24日 21時48分
Pivot 3-drive・α 取り付け
内容
・ユニット本体
・モニター兼コントローラー
・電源コード(車速,電源,ブレーキ信号,リバース信号,アース)
・アクセル接続用ハーネス(TH-5A)
・ブレーキ接続用ハーネス(BA-3)
・取扱説明書
まずはナビ用配線から車速信号を拝借する
オーディオは車速をGPSで取っているため
車速信号線はナビのものをそのまま使用できた
オレンジの線をギボシ加工し、接続
ナビ横のボルトにアース線を取り付け
(アースは複数同じところにはつけない方が良いけど…)
アースと車速信号線を取り付け後、
クラッチペダルの方へ残りの配線を通す
MT車なのでリバースへの配線はしなくても大丈夫と思われる
⇒万が一の時はクラッチで対応が可能なため
続いてブレーキ配線の接続
下から覗いてすぐのところにあるオレンジのカプラーに接続させる
ブレーキ配線は2本
常時電源とブレーキ信号(踏んだ時に12v出力)
メーカー記載の配線一覧表にもE12改は記載がないため
サーキットテスターで調べた結果
BA-3の黒色に常時12v、白色にブレーキ信号が来ている模様
それぞれユニット電源線の赤を黒色、灰を白色に接続(写真参照)
アクセルハーネスはそのまま取り付けるだけ
ただし、イグニッションOFFし運転席ドアをあけたまま
15分ほど放置しないと、チェックランプが点灯する
私の場合、簡易OBDツールをもっているため
万が一チェックランプが点灯しても消去が可能
なので待たずに取り付け
(案の定チェックランプが付いたので後ほど消去した)
あとは各配線を干渉しないよう綺麗にまとめて
ユニット本体の固定位置を決める
今回は運転席右下のスペースに固定した
コントローラーはVDC OFFスイッチ横の
目クラ蓋部分へ両面テープで固定
オーディオを社外の9インチに変えているため
運転中に触れること(ACCの設定をするため)、
モニターが見えることを 両立出来る場所が
車両中心部にはほぼなく
仕方なく目線からは外れるがちょうど良いスペースもあったためこの場所にした
結論をいうと、
この場所は想像よりも操作しやすく
運転中もハンドルの外から見えるためちょうど良かった
配線はそのまま横に流し挟まないよう隙間に入れる
この場所ならドアに挟まることはない上
同乗者から配線を上手く隠すことができる
そんなこんなでイグニッションON
無事、通電を確認できた
あとは説明書通りに初期設定を終わらせ
いざ試走へ
栃木には無料の高速道路(笑)が存在するため
そこにてクルコンの試走を実施
いままでアクセルを細かく動かして調整していたのが
勝手にやってくれるのでびっくりするほど楽になった
標準装備のクルコンと比較しても特に大きな利点だと感じたのは
速度復帰の速さを選べる という点
加速感が欲しい時は早く加速できるし
同乗者が多い時はゆったりとした加速にすることもできる
個人的には3もしくは4がちょうど良い感じ
(1だと明らかに遅すぎるけど
5だと2キロづつ加速してるのが分かってしまうくらいカクカクした加速になる)
スロコンとしても使える(というかこっちがメイン)ので
試してみたが、これもまた面白いと感じた
ECO 5だと発進でエンストするし、
SPORTS 7だと吹けすぎて急発進になる
実際速くなるわけではないけど、アクセル開度の特性を変えれるので
これまた同乗者や気分に合わせて変えることが出来る
特にE12改はもともとスロットルが早く開き
レスポンスが良いので1人では楽しく運転できるが
同乗者がいる時はとにかく気を遣う
そんな時にも使いやすいのではないかと感じた
ここまで見てくれた方へオマケ情報
配線適合表にはE12改“のみ”記載がなく
その他のE12(e-Power含)は図の繋ぎ方となっている
更に同じHR16を搭載するE11もこの繋ぎ方
なので私は調べることなくこの繋ぎ方で車体へ繋げたが
何故かE12改は逆になっているらしく
ブレーキのヒューズが飛んで大変な目にあった
もし取り付けの参考にする際は必ずテスターで調べてから繋げることを推奨する
部品が共通、車体も共通でなぜ逆なのだろうか…