かずさんが投稿したカスタム事例
2022年04月20日 16時24分
軽からトラック、果てはバイクも整備から弄り迄してます。 みんからにも相当数記録上げてます。
知り合いのエブリーワゴンですが電話がかかってきてバンっと音がしてオーバーヒートのランプが点いたというので見に行くとファンベルトが切れていました😓一応アンダーカバーは付いているのですが隙間があり多分気づかず異物を巻き込んで切れたのだろうと思います。
取り敢えずベルトを現地で取り付けて持って帰ったのですがここからひと悶着😅
ランプが点いてすぐエンジンを止めた為か運良くヘッドの歪みは無さそうなのですが新しくクーラントを入れ暫く回していてもアッパー,ロアホースは同じ熱さにもかかわらず一向に電動ファンも回らず圧もかからない。しかもサブタンクのクーラント量が増える現象が😨
色々ネットで調べてみるとエブリーにはラジエーターキャップが二つありラジエーターとエンジンのサーモスタットハウジングの上にプレッシャーキャップというものがありラジエーターキャップと同じ役割をしていてここからも圧がかかりすぎるとサブタンクに圧が逃げる役割をしています。
ちょっと分かりづらい位置にありキャップが壊れているか分からないです。
プレッシャーキャップを外してみるとやはり壊れていました😓さらに部品在庫を聞いてみると単品供給は無くサーモスタットハウジングASSYとのこと😨ついでなのでサーモスタットも交換する為ハウジングと一緒に注文。
取り敢えずクーラントを抜こうとしたらドレンプラグも折れた為追加で注文する羽目に😓
ディーラー部品屋に在庫が無いため引き当て注文になり次の日に揃いました。
注文した部品はドレンプラグ、サーモスタット、サーモスタットハウジングに追加でサーモスイッチです。
外したサーモスタットハウジングと新しいサーモスタットです。
サーモスタットハウジングの上側は貫通していて圧が上がり過ぎるとプレッシャーキャップの内部が上がりサブタンクに逃げる仕組みです。
サーモスタットスイッチを交換して……
新しいサーモスタット、サーモスタットハウジングを取り付けて………
ドレンプラグを取り付けてクーラントを入れます。ラジエーターキャップの近くにエア抜きホースがあるのでホースを抜きサーモスタットハウジングの横の頭8ミリのエア抜きボルト、リヤヒーター付きならジャッキが入っている反対のカバーを外すとヒーターユニットがあるのでユニットのエア抜きグロメットを外してクーラントが出てくるまでクーラントを足しエア抜きをします。あとは外した箇所を戻しエンジンをかけて電動ファンが数回回るまでかえたら止めて冷やしクーラントの量を合わせて取り敢えず終了です。
エンジンオイル量も増えてる事もエンジン不調も無く運良くヘッドの反りも無さそうです。
他の車種ではプレッシャーキャップという物は無く距離を走っているエブリーに乗っている人は点検しサブタンクの量が異様に増えたり冷間時に異様に少なくなっている場合はプレッシャーキャップを点検し交換したほうがいいですね。余り点検していない場合知らずにクーラントが減りオーバーヒートする事があるそうです。