ロードスターのフルコン・Speeduino・tunestudio・アイドリング不調・クランキング設定に関するカスタム事例
2025年02月08日 15時22分
先日、Speeduinoのファームをバージョンアップ。
実はこれまで、バージョンアップをしたことなかったんです。
この車にSpeeduinoを搭載したのは22年の3月。
最近気になっていたのは、アイドル時に一瞬ISCVが開き、それに反応してAccelerationEnrichmentが働くこと。
回転数の閾値は1,600rpmにしているにも関わらず、1,000rpm程度で反応するのはおかしい・・・よってアイドリングが安定しない。
その他、アイドリングに関係すると考えられる問題をずっと抱えていましたが、恐らく同年7月にそれに関するバグ修正で改善されていたようです。
しかし、これまではファームをバージョンアップするとエンジンがかからなくなってしまいました。
センサーのキャリブレーション情報が間違ってないかとか、色々確認していましたが原因が分からず、今回ようやくバージョンアップしてもエンジンがかかるようになりました。
今回無事エンジンがかかるようになったのは、表示するメーターにGammaEnrichmentを表示していたのがヒントになりました。
クランキング時に数値が暴れるし、辛うじてエンジンかかっても暴れて直ぐにエンスト。
各種の燃料増量が働いているのは分かるけど、どう考えても異常な増量。
そこで、以前からあるAccelerationEnrichmentの項目を見たら、項目が増えてる?Σ(゚Д゚)
赤線の項目が増えました。
ここの値が、初期値は0になってました。
ここの値を変更してみると・・・
エンジンのかかりが前より良くなった!
アイドリングでISCVが動かなくなった!
アイドリングが安定した!
といった効能がありました。
この設定だけでこんなに変わるとわ( °o°)
発進も不安がなくなり、そもそもきちんとアイドリングができるようになり、しかもエンジンのかかりも良くなるなんて・・・
しかもそれは2年半も前に修正されてたなんてε-(´Д` ;)
今回GammaEnrichmentのメーターを見てたから分かったものの、ノーヒントでは分からなかったと思います。
いやぁ、キチンとエンジンがかかること、一定の回転数でアイドリングが出来ることって素晴らしい(。-∀-)
近日、改めてTPS制御にチャレンジしてみる予定です。
それができたら、きっと激変するんだろうなと期待してます。