かずさんが投稿したカスタム事例
2022年08月29日 00時48分
軽からトラック、果てはバイクも整備から弄り迄してます。 みんからにも相当数記録上げてます。
バイト先のお客のエスティマがダイナモ不良で入庫したので交換します。
夏冬に故障が多い箇所で症状としては急に警告灯が点き更に焦げ臭い匂いがしたらしく近くの車屋で診てもらったらダイナモのコイルが焼けてるらしいです。
ハンドルを右に一杯切った状態でベルトカバーを外してファンベルトを外します。
オートテンショナー19㍉のボックスにハンドルを付け更にパイプを付けジワーっとテンションを緩めます。
凄く硬いので一気に緩めるとテンショナーが破損し痛い目をみます。自分も以前ヴォクシーでベルト交換する時に固く一気に力を掛けたらテンショナーが破損し高い出費になりました。
ベルトを外したらバッテリー端子を外して各カプラー類を外していきます。
ふとカプラー類を外している時にダイナモがこの隙間から出るのかなと思っていたらエアコンの配管を固定している箇所を外したら意外と簡単に抜けました。
外したダイナモを見てみるとコイルが焼けてるみたいで真っ黒くなっています。
外したダイナモとリビルトダイナモです。
外したダイナモはプーリーにクラッチが内蔵されてるみたいですがリビルトダイナモには付いていません。
取りつけにはいりますが取りつけ後幾らやっても何故かベルトがかからない?
原因を探してみるとリビルトダイナモのプーリーに違和感を覚え溝を数えてみると溝が6個、外したダイナモのプーリーの溝を数えてみると7個😨注文間違えかと思い入っていた箱を見てみると何故かプーリーが😓
そうこのリビルトダイナモは車種によってプーリーを付け替えないといけなかったみたいです😅折角取りつけたのにまた外す羽目に😱
また外しプーリーを外して7本溝のプーリーに付け替えます。
プーリーのナットは22㍉で首の深いメガネがないのでインパクトで締めました。
ダイナモをまた取りつけてカプラー類を取りつけます。
ベルトを取り付けるのですがテンショナーのテンションがきつくベルトを外すのは楽なのですが取り付けるのはテンショナーのストロークが短いので付けづらくテンショナーを縮めた状態でタイラップ数本で固定した状態にしててこずりましたがベルトを取りつけました。
ベルトも取り付け外した所がきちんと付いているか確認し問題がなかったのでエンジンをかけます。
この車には色々とお客自身で電装品を付けていて電圧計が付いているので確認してみると13.4Vと無負荷でなんか電圧が低い😓
バッテリーを新品に替えてバッテリーターミナル間で無負荷で14.12Vときちんと電圧は出ています。
ヘッドライト、フォグ、ACを付けて負荷が掛かった状態で14.05Vと十分に電圧が出ているので問題無いです。
あとは時計、ナビ設定等をして交換作業終了です。
新しい車は問題無いですが年数の経った車にあれこれ考え無しに電装品を取り付けるとダイナモに負担が掛かりすぎるのと夏は外気温が高い上にエンジルーム内の温度も非常に高くなり更に負担がかかってダイナモがバンクしたみたいです。
電装品を色々と付けるならダイナモをアンペア数の高いもの(ブラックオルタ等)に替える等の強化は必要ですね。