ぼー#さんが投稿した読書の秋・中学受験に関するカスタム事例
2024年10月24日 21時06分
“楽な方ではなく楽しい方を選べ!” “何をするか”なんて実はどうでもいい。むしろ自分が一番輝くのは”何のために”やっているのかという本人の思いが大切と思う親父(笑)
今、小6の次女は中学の受験勉強真っ最中。試験は来年2月だが、今年3月に「受験してみたい」と言ったので、まずは挑戦させることにした。はっきり言って遅い。学校の成績も悪い。更に高2の長女と中2の長男もいる。当然、金が掛かりこれっぽっちも余裕は無い(笑)。それでも受験をさせるのは、受験勉強を通じて、(勉強の)頭の良さより自分が生きる上で大切なこと。どうやったら頭の中を上手に整理できる人になれるのか?それを見つけて欲しいからだ。それを知ってる人は何事もシンプルに考え無駄が少ない。こう考えるキッカケになったのが、三井住友銀行元頭取の西川善文著「仕事と人生」を読んでから。本の一部を紹介。
真面目な人ほど「あれもこれも」と考えがちである。本人はいい加減ではなく、真剣にやっているだけにかわいそう。でもこれは自分で意識して改めなければどうしようもない。「あれもこれも」と考えていると、なかなか前に進まない。全てを対象にしていたら収拾がつかなくなり、その結果、結論を出せず、行動できない。見方を変えれば、「あれもこれも」は優柔不断の温床と言っていいかもしれない。頭の中が整理整頓されているか?そのためには「本質は何か」を考えること。
言い換えるとその仕事の「ツボ」がどこにあるかをつかむのである。やるべきことを重要度と緊急度を天秤にかけて、やるべきことを絞り込む。見落としがちなのは「自分ができること」と「自分では出来ないこと」「自分でやるには難しいこと」を区別する視点である。「できないこと」は出来ないし、「難しいこと」 をやれば手間暇がかかる。仕事はスピードが求められる。時間に制限があって間に合わないと判断し、他の人の力を借りることが可能であれば、「できないこと」と「難しいこと」は助力を求めた方がいいと説く。
この見極めができれば当然仕事が速いし成果も挙がる。「一生懸命やってるのに勉強ができない!(評価されない)」とボヤいて不貞腐れる前に、自分で意識をしながらツボを一緒に見つけようぜ!